ミヤマクワガタを捕まえに高原に行った。
↓ライトトラップで捕まえられると思ってたのに完敗。
翌朝、ミヤマクワガタを求めて、林道を探検することにした。
宿の入り口で、昨晩一緒に遊んだ小学3年生ぐらいの男の子に、
「コクワガタあげるよ」
と話しかけられた。
「ありがとう。でも、コクワはいらないのよ」
↓コクワガタは、既に家で飼っている。
「何がいいの?」
と男の子に聞かれて、
「ミヤマを探しに行くところ」
と言うと、
「いる場所知ってるよ」
と案内してくれた。
昨晩から薄々思ってたけど、
この男の子は
宿の子だった
泊まった宿は、家族経営をしていて、女将さん(おばあちゃん)の他にも、配膳担当のママさんや、バーベキュー担当のパパさんがいた。
そうか、ここに住んでる男の子なんだ。
宿泊客の子供たちと一緒になって遊んでたからわからなかった。
でも、せっかく仲良く遊んでも、すぐに帰ってしまう宿泊客。
儚いひと夏の思い出。
いやそれが毎日だし、それが普通なんだろうな。
「この木、蹴ってみて」
と男の子が言う。
よしきた
任せろ
木をドンドンと蹴る。
ミヤマクワガタがいたら、落ちてくるはず。
音沙汰なし
いや、そう簡単には見つからないよね。
息子も加わって、そこら辺の木を蹴りまくる。
すると、
バサバサッと
音がした
落ちた場所を見ると、
ミヤマとノコギリ
ダブルゲット
ついに、ついに、
ミヤマクワガタを
捕まえたぞ!!!!
家に持ち帰ったミヤマクワガタは、土に潜ることなく、いつも止まり木につかまってゼリーを食べている。
ミヤマは、昼行性なうえに潜らないの?
おかげでいつでもカッコいい姿を見ることが出来る。
寿命は3〜6ヶ月らしいけど、長生きしてね。