きょうの料理ビギナーズ(NHK) 2018年1月10日(水)放送
フライパンで簡単!煮物 「味をしみ込ませて 煮魚」
広くて浅いフライパンは、材料が重ならず、煮くずれしにくいので、煮魚にもってこいの道具です。旬の魚を、大根とじっくり煮たり、トマト缶で洋風にしたりして、おいしく味わいましょう。
一品目は「ぶり大根」です。脂ののったぶりのうまみが、柔らかな大根に
しみ込みます。先に大根を煮てから、ぶり、調味料の順に加えるのがポイントです。
ぶり大根
材料(2人分)
・ぶり(切り身) 2切れ(250g)
・大根 300g
・しょうが 15g
・塩 少々
煮汁
・水 カップ1と1/2
・酒 カップ1/2
・砂糖 大さじ1
・みりん 大さじ1
・しょうゆ 大さじ2
<作り方>
1 下ごしらえをする
ぶりは1切れを3等分に切る。ザルに並べて塩(少々)をふり、5分間ほど
おく。周りが白っぽくなるまで熱湯を回しかけ、湯をきる(霜降り)。
※塩をふることで余分な水分が出てクセが取れやすくなる。熱湯をかけて
表面を固めることでクセが出にくく、煮くずれもしにくくなる。
2 しょうがはよく洗って皮をむく(皮は使うのでとっておく)。せん切りにして水につけ、途中、濁ったら水をかえながら約5分間さらし、水気を
きる。
3 大根は縦に四つ割りにしてから、斜め半分に切る。
4 煮る
小さめのフライパンに大根を入れ、水(カップ1と1/2)を注いで中火に
かける。煮立ったら弱めの中火にし、約5分間煮る。
5 しょうがの皮とぶりを加え、1~2分間煮る。酒(カップ1/2)、砂糖・みりん(各大さじ1)、しょうゆ(大さじ2)を順に入れ、中火にする。
6 煮立ったら落としブタをし、弱めの中火で7~8分間煮る。大根に竹串を刺してスーッと通ったらでき上がり。煮汁が多ければ落としブタを外し、
強めの中火で少し煮詰める。
7 盛り付ける
しょうがの皮を取り除く。器に盛り、2のしょうがのせん切りをのせたら
完成です。
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二品目は「かれいのおろし煮」です。たっぷりの大根おろしを入れた煮汁をかれいにからめて味わいます。魚はかじきやさわらでも同様に作れます。
かれいのおろし煮
材料(2人分)
・かれい(切り身) 2切れ(300g)
・大根 150g
・しょうが 15g
煮汁
・水 カップ3/4
・酒 カップ1/4
・しょうゆ 大さじ1と1/2
・砂糖 小さじ2
・細ねぎ(小口切り) 適量
水溶き片栗粉
・片栗粉 小さじ1
・水 大さじ1
<作り方>
1 下ごしらえをする
大根はすりおろす。しょうがはよく洗って皮をむき、すりおろす。皮は使うのでとっておく。
2 煮る
フライパンに水(カップ3/4)、酒(カップ1/4)、しょうゆ(大さじ1と1/2)、砂糖(小さじ2)、しょうがの皮を入れて中火にかける。
3 煮立ったらかれいを加え、煮汁をスプーンで3~4回かける。オーブン用の紙で落としブタをし、弱めの中火で5~6分間、途中で2~3回煮汁をかけながら、煮汁が半分くらいになるまで煮る。
※かれいは返すとくずれやすいので、煮汁をかけながら煮る。卵があるときは、卵にもしっかりかけて火を通す。
4 仕上げる
落としブタを外し、しょうがの皮を取り出す。片栗粉(小さじ1)、水
(大さじ1)を混ぜ合わせて加え、軽く混ぜてとろみをつける。大根おろしを汁ごと少しずつ加え、煮汁とよくなじませる。
※水溶き片栗粉を煮汁のところに少しずつ加える。とろみをつけると、大根おろしがなじみやすくなる。大根おろしは小分けにして入れ、煮汁となじませる。
5 盛り付ける
器に盛り、1のおろししょうがをのせ、細ねぎ(小口切り)適量を散らしたら完成です。
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