発行日の記載がありませんが、錦川鉄道の「錦町から 清流みはらしゆき」の乗車券です。
錦川鉄道社章連続赤地紋のB型券となります。
着駅の「清流みはらし駅」はイベント列車のみが停車する臨時駅で定期列車の停車は無く、この乗車券は記念目的で発売されている券となりますが、実際に使用する場合には、錦町からの運賃が同額となる「清流みはらし駅」の1つ先の「南桑駅」までの利用が可能です。
裏面は券番のみで、余計な?文言の記載はありません。
この「錦町から 清流みはらしゆき」の乗車券は、台紙にセットして「清流みはらし乗車券」として発売されています。
「清流みはらし駅」は外部から駅に出入りする事は出来ず、列車でしか到達出来ない駅で、「秘境駅」と呼ばれる事もあるようですが、観光目的で後から何も無い所にワザワザ作った駅ですから、個人的には「秘境駅」と呼ぶ事には抵抗があります。台紙の写真からホームに「視覚障害者誘導用ブロック」が設けられている事が判りますが、現在は「バリアフリー法」により鉄道駅等の旅客施設の新設の際には「視覚障害者誘導用ブロック」の設置が義務付けられたため、外部から出入り出来ない観光目的で作った駅でも「鉄道駅等の旅客施設の新設」に該当しますから、法的に必要な設備となります。