金谷から 学芸大学 準常備式片道乗車券 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昭和61年1月に東海道本線金谷駅で発行されました、「金谷から 学芸大学」の準常備式片道乗車券です。

 

 

 

東京印刷調製の券となります。

 

菊名接続の東京急行電鉄線への連絡乗車券で、着駅は東横線の綱島、元住吉、田園調布、学芸大学の4駅で、この準常備式片道乗車券は静岡鉄道管理局の東京印刷調製の券である事から、原型はA型券と推察されますが、東京印刷のA型の準常備式片道乗車券の着駅は5駅までとなりますので、学芸大学の下にも渋谷などの着駅が存在していた可能性が高いと思われます。

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経由表記は「新幹線・菊名経由」で、小田原~新横浜間を東海道新幹線を経由する券となりますが、2023年3月18日に東急電鉄新横浜線が開業し、新横浜から横浜線を介さずに東急電鉄線への乗換えが可能となり、JR線と会社線の連絡運輸区域が現在のように大幅に縮小されなければ、東海道新幹線から新横浜接続で東急電鉄線への連絡乗車券が発売されていたかも知れません。