心にエネルギーを注いでくれたり
色々なことを考えさせられたりしてくれる
親友みたいな存在です。
ここ最近は慌ただしかった反動か
本をむしょうに買いたくなり、本屋さんに行ってきました。
アメリカなのに、地元に日本語の本屋さんがあるって
本当に素敵なことだと思います。
確かに、本は安くはないのかもしれませんが
それでも円安のおかげか、随分安くなった印象を持っています。
ただ、私はあの本屋さんという空間だけでも
お金を払う価値があると思っています。
電子書籍という流れは、防ぎようがないとは思いますが
なんとかして、本屋さんとして存在し続けてほしいものです。
さて、先日本屋さんに行った時に
出会った本の一つを紹介します。
コンビニたそがれ堂(奇跡の招待状) [ 村山早紀 ]

¥599
楽天
コンビニたそがれ堂―奇跡の招待状 (ポプラ文庫ピュアフル)/ポプラ社

¥599
Amazon.co.jp
こういう本と出会えるだけで
人生得した気分になるのは私だけでないはずです。
短編小説で、心があたたかくなるお話です。
一つ目のお話では、1人の少女が
転校したために寂しい日々を送っているのですが
迷い込んだ不思議なコンビニから一通の手紙を出しました。
その宛名は引っ越す前の友達、雪うさぎさんと、大きいのと小さい雪だるまさん。
三人はその手紙を受け取ると
心配になり、何ヶ月もかけてその少女に会いに行く、というお話です。
その中で
「本当の友達は、、、友達のことを、思うものなのです」
というくだりがあり
我ながら、色々と考えてしまいました。
本当の友達か、と。
結局、三人とも少女には会えずに話が終わってしまうのですが
終わり方も、本当に素敵でしたね。
こうやって、友達とは別々の場所にいたとしても
お互い連絡がとれなくても
お互いがお互いを思っている
それだけで友達なんだな、と。
なんだか大切なことを再認識させてくれた
コンビニたそがれ堂でした。
それでは皆さん良い週末を♩