なぜ今、トットちゃんが映画化されたんだろ? 映画「窓ぎわのトットちゃん」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

映画館で、予告編を初めて見たときは、「なんで今、窓ぎわのトットちゃんなんだろ?」と思ってました… 正直なところ、不思議な気持ちでいっぱいでした… そして、実は原作本も読んだことがなくて、映画も見に行く予定は全くなかったんです… うちの奥さんが、これは絶対に見たいというので、正直、仕方なくという感じで見に行くことにしました…

 

迎えた公開初日の金曜日かな? かなりの映画ブロガーさんが、この作品のことを絶賛しているんですよね… 意外にも高評価。これは泣けるとの声が聞こえてきました…

 

ということで、かなり期待値もあげながら、映画「窓ぎわのトットちゃん」を見に行ってきました… 人の評価って、かなりあてになります! すごくいい作品でした… こういう話だったんですね? 教育に携わる者にとって、これを読んでおかなかったのは恥ずかしいことだったんだなとも思ってきました… 特別支援の子に関わるようになったことも、大きかったかな? いろいろ考えさせられるお話でした…

 

それにしても、落ち着きがないという理由で、学校を転校させられる黒柳徹子さんって、いったい何者?

 

 

やはり、一番印象に残ったのは、役所広司さんが声を担当している小林先生でしたね? トモエ学園の校長先生です。素晴らしい教育者、そして、素晴らしい教育でした… ある意味、理想の教師像という感じでしょうか? 話を聞いてあげる姿勢とか、子どもたちを信じて任せるという姿勢なんかは、最高でしたね… とにかく、勉強になりました…

 

トットちゃんは、予想以上にいい子でした… 退学(転校?)をさせられるような子ではなかったと思います! ただ、こういう子は生きずらい世の中だったのかな? ちょっとかわいそうなところはありましたね… そういう子たちが集められてる学校って感じでもなかったと思いますよね… みんな、それぞれいい子だったと思うんだけど…

 

そして、やっぱり特筆すべきは、やすあきちゃんとのあれこれですよね… 小児麻痺の子に対して、初めは空気が読めない子という感じではありましたが、あれだけ自然に交流できるのは彼女の優しさだからこそです! 初恋だったとも言えるような関係ですよね… 素敵だったな~

 

 

Yahoo映画の作品解説より

タレント、司会者などマルチに活動する黒柳徹子が自身の幼少期をつづった「窓ぎわのトットちゃん」をアニメ映画化。落ち着きがないことを理由に小学校を退学になったトットちゃんが、ユニークな教育方針のトモエ学園に転校する。アニメーション制作を『クレヨンしんちゃん』シリーズなどのシンエイ動画、監督を『映画ドラえもん』シリーズなどの八鍬新之介が担当。

 

 

一応、映画を見終えた後に、リトミック教育についても調べてみました… こういうのはちょっと難しいかなと、正直思ってしまうほど、なんか夢のような教育ですよね? やはり、公立学校とはちょっと違い過ぎる… 体育と音楽って、どこか関係のあるものではあるなと思う部分ももちろんありますけどね~ (さあ、うんどうだ! サウンドだ! ですから…)

 

情操教育って大事だとは思うけど、どうしてもテスト対策というか、知能重視になりがちですから… 黒柳さんみたいに、トモエ学園に入って変われたという子は多いと思うけど、すべての子に言えるとは、さすがに思えませんからねえ… ま、映画として単純に楽しめたので、こういう問題は、別にいいかな?