先週、参議院選挙が行われました。
自民党は3年前を超える57議席を獲得し、
公明党との連立与党で改選の121議席の過半数を大きく上回る71議席を獲得しました。

自民党は政権公約の柱として、
「力強い外交・防衛で、国益を守る」
「強い経済で 所得をふやす」
「誰もか・安心、活躍できる人生100年社会をつくる」
「最先端をいく元気な地方をつくる」
「災害から命・暮らしを守る」
「憲法改正を目指す」
を掲げて選挙戦を戦いました。

私自身、激戦と言われる選挙区を中心に、政権発足以来の安倍政権の実績や、進めている政策を具体的にお示ししました。
一貫して訴えたのは、安倍政権は「経済最優先」で政策に取り組んできたことです。政権発足以来6年半で、経済の状況を一変させて、経済全体の規模は1割以上拡大し、人口減少の中で384万人の雇用が増えました。
そして、地方の方々の所得を上げて日本経済を底上げするために、外国人観光客の誘致や農産品の輸出をはじめとする農林水産業改革を進めた結果、今年の地方の地価は27年ぶりに上昇に転じました。
新たな課題として全世代型社会保障制度の実現に取り組み、消費税率引き上げの財源のうち約2兆円を使って、幼児教育や大学の無償化を進めます。
人生100年時代にあわせて、70歳まで働ける仕組みをつくり、医療についても健康寿命を延ばすために予防に力を入れます。
こうしたことを各地で訴えさせていただきました。
結果として安定した政治基盤をいただいたことは、
引き続き結果を出していくことへの国民の皆様からの大きな期待の表れだと思います。
選挙戦を通じて国民から寄せられた様々な声に謙虚に向き合い、政策本位で改革精神を持ち続け、有権者の皆様にお約束したことを一つひとつ進めていかなければなりません。

「日本の明日を切り拓く」
国民から与えられた、より安定した政治基盤のもと、与党・内閣が一致結束して、新しい令和の時代に、未来に向けて結果が残せるよう、全力を尽くしてまいります。