今週、内閣改造を行い、新しい安倍内閣が発足しました。

政権交代を果たして以来、安倍内閣は「経済の再生」「東日本大震災からの復興」「危機管理の徹底」を3つの柱として、様々な改革、政策を着実に実行に移してきました。
閣僚が一人も変わらずに617日間というのは、戦後最長のことです。
安定した政治のもと、経済の再生、外交、安全保障の立て直し、東日本大震災からの復興の加速化、教育の再生、社会保障制度の改革など、国民の皆様に目に見える形で結果を残してきました。
こういった安倍内閣の取り組みを、心機一転、さらに大胆に力強く実行するために、安倍総理は内閣を改造しました。

新しい内閣の最大の課題のひとつが元気で豊かな地方の創生です。
人口減少や超高齢化といった地方が直面する課題に向き合い、若者が将来に夢と希望を持つことができる地方を作る。
その司令塔として地方創生担当大臣を新設し、「まち・ひと・しごと創生本部」を立ち上げ、地方に関わる権限を集中し、政府全体にわたり大胆な政策を実行していきます。

女性が輝く社会の実現に向けた政策をさらに強力に推し進めるために、女性活躍担当大臣も新設しました。
女性の大臣は過去最多となる5人起用されました。
特に総務、経済産業、防災担当大臣に女性が起用されるのは初めてで、女性ならではの視点での政策立案が期待されます。
私は引き続き内閣官房長官を務めるとともに、新たに沖縄基地負担軽減担当大臣となりました。
新しい安全保障の法整備を進めるための担当大臣も創設しました。
私も含めた6人の大臣が留任する一方、8人が初入閣となりました。

内閣改造と同時に、総裁経験者の谷垣氏を幹事長に、政調会長には女性の稲田氏を起用するといった自民党役員人事も行われました。
新しい内閣と自民党役員、老壮青バランスの取れた強力な布陣が整いました。
これまで同様、国民に寄り添い、日本の将来を見据えながら、有言実行、政策実現に一丸となって邁進してまいります。