砕けた。

ずっと胸にひっかかっていた塊が
フッと砕けたんだろうなぁ。


あとは破片処理。


あの大きな塊が
私の息をとめていたんだ

今は、まず大きく深呼吸。
破片処理なんてゆっくりでいいんだ。

だって
残った破片は幸せだけだもん。


いつか言えるんだ。

ありがとう…って。

あっという間に…

抜け出せないでいる私と
変わりきったきみと
交わっているようで、すれ違いのまま。


ねぇ。
あの約束はどうなったの？
ねぇ。
きみはなにを望んでいるの？


どうしたらいいの？

追う。追われる。

報われなくても、結ばれなくても
一緒にいたい、そばにいたい。

きみの中に存在していたいんだ。


だから。


彼の気持ちに応えられそうにない。
まっすぐな気持ちを受け止めるより
きみへぶつかる方が私らしい。