時間の濃度は変えられる。 | フランスで日本語育児!あらカンパーニュ。

フランスで日本語育児!あらカンパーニュ。

フランスの田舎町に住む日本語教師・すー。
フランス人夫と2013年生まれの息子、2017年生まれの娘との4人暮らし。
プロの日本語教師によるバイリンガル育児と日々のつれづれの記録です。

先日、私が住む町の町長さんの奥様Iが亡くなり、お葬式に参列してきました。

町長さんの奥様Iは義母と仲良しで、夫のことも子どもの頃から知っているし、

姪っ子(夫の妹の娘)たちのゴッドマザーでもあります。

私の義理家族にとって、とても近しい存在だったI。

村の有名人で、教会に入りきらない参列者が道にまで溢れていました。

 

 

このご夫妻、23歳差の年の差婚。

私が2012年4月に渡仏してすぐのイースターの食事会でご一緒したのですが、

「この人、なんで自分のお母さんといっしょに来てるんだろう…?驚き

「おお、母子で手を繋いでいる…仲がよすぎじゃ…フランスでは普通なのかな…?驚き

と複雑な気持ちで見つめてしまったくらい、見るからに相当の姉さん女房。

 

前の結婚での子どもが町長さんと同じくらいの年頃で、

(マクロン大統領ご夫妻とまさに同じ感じ)

この二人の間には子どもはいないけど、Iにはひ孫もいるくらいの大ファミリー。

 

夫婦はとても仲良しでした。

再婚後に40年連れ添ってきたお二人。

Iは子育てもひと段落した40代後半からの40年、またさらに濃い月日を過ごしたんだな

としみじみ思いを馳せました。

 

I、やさしい笑顔で温かく見守ってくれてありがとう。

どうぞ安らかに。

 

 

 

 

Iの濃い時間のことを考えた時に、

私自身のこれからの40年、どう生きるかな?

これまではどうだったかな?

なんて、自分の身を振り返りました。

私は何者かな?何やってるのかな?と。

 

・四人家族のお母さん

・日本語教師

・日本文化アソシエーションの運営メンバー

・日本語補習学校の運営委員

・ヨーロッパ日本語教師会の会計補佐

・某国某市の日本人会の支部担当

 

説明しやすいものだけでこんな感じですが、

去年からコーチングスクールで学んでいて、

趣味の時間としては、この9年、週一でリコーダーグループに参加していて、

2024年は月一で絵を習い始めました。

 

この3つは「肩書き」としてはまだ説明しにくいけど、

どれもこれも大切な活動です。

 

 

やることが年々増えて、その都度、初めのうちはいっぱいいっぱいになるけど泣き笑い

意外とすぐにうまく回せるようになり、

むしろ、いろんなことができている自分への達成感が湧いてくる!

 

 

数年前、子育てと家事と少しの仕事でいっぱいいっぱいだった私。

子どもの成長につれ、自分のやりたいことを少しずつ取り入れてきた結果、

 

「ああ、時間の濃度って変えられるんだなぁキラキラ

 

と実感する毎日です。

 

 

ただ、今の課題は「必死でジャグリングしている感覚に溺れそうになる」こともあること魂が抜ける

 

 

これに関してコーチングをしてもらい、

・ジャグリングでも、落とさずに日々回せてるのはすごいこと!

・ジャグリングの球の重さ(大切さ)はどれも同じぐらい大事?

・ジャグリングを楽にする方法はない?

という気付きを得たので、そこを自分で見つめながら、

毎日の時間の濃度を意識していきたいと思いますスター

 

 

 

フランスでは、明日からイースターの週末、3連休ヒヨコ

連休に入る前の平日、濃い一日を過ごせるように頑張りますグッ

みなさまも、良い一日を。

そして、Joyeureuses Pâques & bon week-end !!

(ハッピー・イースター&良い週末を !!! )