スペーシアカスタムを買ってから、車に乗る用事がある日はほぼ晴天なので、まだ雨の日はほとんど走ったことがありません。
ですが、近場へ出かけた帰り道にポツポツ雨が降ってきたとき、標準のワイパーだと間欠モードにしても間隔が微妙なので、ワイパースイッチを交換しました。
スペーシアであれば、カスタムでもギアでも同じ手順で簡単に交換できますので、これはやっておくと雨の日の運転が快適になりますよ(°∀°)b
これは、標準で付いているただの間欠ワイパーを、乗用車では一部グレードを除けばほぼ標準装備の時間調節機能付間欠ワイパーに変えるもので、スイッチを丸ごと交換する作業になります。いろいろな車でもできる、知っている人は知っている有名なやつですね。
スイッチを丸ごと交換するというと難しく感じるかもしれませんが、作業自体の難易度は、ナビ操作やテレビを走行中に見られるようにする作業(こちらの記事)とほぼ一緒のレベル。
プラスドライバーとマイナスドライバーさえあれば、10〜15分くらいで交換作業は終わります。
これは標準のワイパースイッチ。
INTスイッチは一定速でしか動きませんね。
交換するスイッチはこちら。
アマゾン発送のものもありますので、プライム会員ですぐに付けたい人はそちらがいいかもしれません。
到着した商品がこちら。もともとソリオの部品だそうです。プライムの在庫があったので、注文してすぐに来ました。
作業ですが、まずはハンドル根元にあるカバーを外します。
その前に、
ステアリングコラムカバーにハンズフリー用のマイクが付いている場合は、カバーを分解する前に、
外して避けておきましょう。ぶらーんと下げないで、シフトレバーに掛けておくと邪魔になりません。
あとは、ハンドルのロックを解除し、バッテリーのマイナス端子を外しておきます。
それでは分解を開始します。
まずはハンドル下側、ハンドルチルトレバーのすぐ近くにあるネジ、
真下から覗き込むとわかりますが、これを外します。
チルトレバーを下げておき、ハンドルの高さは適宜調整しましょう。
場所はここです。
ネジを取ったら下カバーを外しますが、
下カバーは、この写真の人差し指のあたりを押すだけで上カバーからパカっと外れます。ちょっとずつ押し下げていけば全部取れるので、内張剥がしは不要です。
しかし、スペーシアカスタムはAピラーといいここといい、簡単に内装パーツが外れますね。
下カバーを外したら、
ハンドルを右へ切って、上カバーを留めているネジを外します。
続いてハンドルを左に切って、逆側もネジを外します。外すネジはこの3カ所で全てです。
無くさないように、ドリンクホルダーに入れておくといいでしょう。
カパッと上カバーが外れました。
次はスイッチ本体を引き抜きます。
ハンドルを左へ回した状態で、スイッチ根元の引っ掛け部を押し下げながら本体を左へ引き抜くのですが、ここが唯一わかりにくいでしょうか。
わかりやすく解説をすると、上の写真の赤い四角の中あたりにある引っ掛け部位をマイナスドライバーで押しながら、左へ抜けば簡単に取れます。
これは外した写真ですが、押すのはこの赤い部分になります。
交換するスイッチを見れば、どういう風にこの部品が引っかかっているのかわかりやすいと思いますよ。
もともと付いていたスイッチが外れました。
構造がわかっていれば、外すのは簡単ですよね。
上が交換する新しいスイッチ、下がもともと付いていたスイッチ。これくらい、初めからオプションで選べたらいいのにね。
あとは逆の手順で組み込んでいくだけですが、
スイッチとコネクタをつけた時点で、念のため動作確認をしてからカバーをつけた方がいいでしょう。
動作確認が問題なければ、カバーとマイクを元どおりにすれば作業終了です。
間欠ワイパーの時間調節は5段階。
最も遅くすると、かな〜りゆっくりになります。
これなら、パラパラ雨のときもちょうどいいタイミングでワイパーが動いてくれそうですね。
あってもなくてもいいような機能ですが、あれば間違いなく雨の日の走行が快適になるでしょう。というか、この機能があったらもう無いワイパーには戻れなくなると思いますよ(*´艸`*)
本当に簡単に交換できるので、ノーマルワイパーの間隔が気になった方は、梅雨入り前の交換をオススメします。