書類に「確認中」と記してわたしたのに、
「これは、どうしたらいいですか?」と聞いてくる60歳の協力会社のMさん。
ボケてはるんやろうか。
これ以上の書き方が、ほかにあるやろうか。ボケはじめたんやろうか。ちょっとケンカ腰な口調も気になる。お仕事、今回限りと心に決めた会話だった。わたしも気をつけねば。
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よくできていた。なんか、矛盾してない?と考えさせるスキを与えない、テンポのいい展開だった。
潜入捜査官が、ヤクザ組織に潜入して、内部から組織を潰す。そこでできた、弟分と、親分と。あっさり、と。人としての迷いなし。葛藤なし。温情なし。
あれ?あのシーンで、なぜかばった?と思いもしたが、かんがえるスキがなかった。
しかし、映像の世界は、あたらしい悪役の発掘に躍起。見慣れた悪役俳優がでてきたら、やぱりそうなるかー。と、展開がよめてしまうからね。
しかし、ヤクザでさえ“いい人”として描いてしまう時代になったか。裏と表を使い分ける人種なのに、表の顔だった。とくにMIYAVI、吉原光夫、いい人すぎた。
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2022年日本
原作:深町秋生『ヘルドッグス 地獄の犬たち』
監督:原田眞人
出演:岡田准一、坂口健太郎、松岡茉優、MIYAVI、北村一輝、大竹しのぶ、金田哲、竜麻生、中島亜梨沙、杏子、大場泰正、吉原光夫、尾上右近、田中美央、村上淳、酒向芳
えっ?あのクラブのママ、バービーボーイズの杏子だったの??ショック!
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