先月、「事業承継」について書いたところ須田は税理士をやめるのではないかと思われた方がいらっしゃいました。
来年以降も今まで通り事務所に通い仕事を続けます。事業承継を決断したのは、来年1月で「古希」を迎え一区切りとしたいと考えたからです。
私がぎりぎりまで事業主を続け、いきなりバトンタッチをしたのでは事務所内が混乱し、お客様にも迷惑がかかります。
ただ、看板が「須田幸英税理士事務所」から「石本理人(まさと)税理士事務所」に変わるため、車で通行する人は、須田は税理士を辞めたと思うかも知れません。
看板を残したまま事業承継することは、法令に違反するため止むを得ないのです。
さて、古希とは、中国の詩人、杜甫の詩の一節「人生七十古来稀なり」に由来するようです。人生を70歳まで生きるのは非常にまれなことという意味です。
今でこそ人生100年時代などと言われますが、昔は70歳まで生きることはまれだったのでしょう。
ただ、現代でも健康寿命(健康上の問題で、日常生活が制限されることなく生活できる期間)となると古希は一つの分岐点かもしれません。
厚生労働省によると、健康寿命は令和元年では、男性72.68歳、女性75.38歳だそうです。
ちなみに、平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳です。
何歳まで生きるかはわかりませんが、健康寿命はなるべく長くしたいと思います。
ところで、先日(10月22日)中学校の同級会を開催しました。ちょうど古希を迎えた(迎える)年で、私が幹事をして5回目になります。
前回はコロナ前の令和元年で5年ぶりの開催です。毎回参加している人はすぐにわかりますが、久しぶりの人は顔がずいぶん変わったなという感じです。
また、前回参加した人も今回は健康上の理由で欠席となった人もいました。
今回も湯沢で開催しましたが、同級会としての開催は今回が最後になると思います。今回は17名の参加でしたが、ホテルの同級会プランは15名以上となっており、次回もこの人数が集まるかどうかわかりません。今後は、同級会ではなく有志の会のようなものになるのではないかと思います。
それ以前の問題として、私の健康寿命が、何歳かわからないため幹事をやるかどうかもわかりません。
また皆と会える日を楽しみにして、翌日湯沢を後にしました。
所長 須 田 幸 英