PCR検査

  先日、思いがけない出来事がありました。
歯の治療を受けていた時、私の携帯が2度鳴りました。治療中なので電話を受けることができませんでしたが、治療後電話を入れてみました。電話の相手は私の所属する団体の方です。電話の内容は「昨日の昼例会に出席していた人が新型コロナに感染したため、出席者全員で明日PCR検査を受けることとなった」というものでした。
 私は、今までコロナについてはどこかよその話だと思っていましたが、いきなり身近な事になりました。
 そして、「明日具体的な連絡があるので、①携帯電話の番号、②車のナンバー、③車種を教えてください」と言われました。どういうことなのかよく解りませんでしたが、とりあえず伝え、翌日訪問予定の会社に延期の連絡を入れ、事務所には休むことを連絡しました。

 翌日連絡を待っていると検査場所の住所を教えられました。検査場所は保健所と思っていましたが、そうではありません。プライバシーを守るためでしょうが、住所のみです。従って、ここにその住所を書くわけにはいきません。
 その日の午後、車のナビに住所を設定して目的地に向かいました。意外と簡単に見つかり、入り口に入りました。入り口では一時停止を求められ、昨日報告した車のナンバーとのチェックの後、駐車スペースに誘導されました。
 車を降りて建物の中に案内されるのかと思いましたが、検査時間まで車の中で待機するようにということでした。ほとんどの案内が、口頭ではなく、紙のボードに書かれた文字によるものでした。感染対策のためだと思います。
 しばらくして、防護服のようなものを身に付けた方が、PCR検査(唾液)方法の説明書と容器を持ってきました。車の窓を半分くらい開けてそれを受け取り、指定された量の唾液を容器の中に入れました。入れ終わった合図は、車のハザードランプの点滅です。入り口付近に誘導され、容器を渡して終了です。

 結局一度も車外に出ることはありませんでした。説明書には「検査後は周辺のお店等に立ち寄らず、帰宅してください」とあったため、そのまま帰宅し、その後一歩も外に出ることなく翌日の検査結果を待ちました。

 そして、結果は検査を受けた全員が陰性でした。
陽性でなかったから言えるのかもしれませんが、貴重な体験をさせてもらったと思います。
また、新型コロナはいつどこで感染するかわからないものだと感じました。
                                        所長  須 田 幸 英