『越後三条カレー衆』 -3ページ目

2/25 天使が店にやって来た~

三条市立月ヶ岡養護学校の生徒5名が先生に引率され ラーメンを食べにやって来た。



先月からこの日に伺うと要請を受けており どんな子供たちが来店するか楽しみにしていた。
三条飲食店組合では 一昨年まで毎年10月に同校と隣接する養護施設いからしの里に 30年に亘り慰問を続けてきた。

私は主にいからしの里を受け持っていたが 何度か同校の慰問にも参加したことがあり 子供たちに好かれた思い出もある。

この日来店した子供たちも大変元気で 美味しい美味しいと喜んでラーメンを食べてくれた。

以前に慰問に伺った際に お代わりを欲しがる子供たちが多くいたのを思い出し
『もう一杯食べれる人』と声を掛けると 元気良く手を上げる子もいた。

盛り代えも仲良く分け合って食べたようで 帰りには『ごちそうさまでした!』とニコニコ顔で挨拶をくれた。

慰問に出かけるのも良いが こうした体験学習を受け入れることもボランティアのひとつと強く感じた。

今後も こういった要請は 快く受け入れたいと思っている。


しっかりと儲けさせて貰っているので ボランティアとは言えないか・・・。。( ̄¬ ̄*)


2/23 漆喰塗りのお手伝い~ 

22日に行われた町屋リノベーション『漆喰塗りワークショップ』。


多勢の参加があり 順調な進み具合だったが

3/1のオープンセレモニー間に合うか心配で 左官屋さんに聞くと

『明日 夜なべで間に合わせます。』とのこと。


講師を務めた石月左官屋さんは たまたま亡くなられたご両親と知り合いだった。 

父君は 下田地区の鳥獣保護員を勤めておられて

八木ヶ鼻に生息するハヤブサの観察や撮影で よく一緒した。


また 母君は 若かりし頃 近所の化粧品屋さんに勤務されており

よく お客様になってもらっていた。


そんなことで 23日は私の仕事が休みだから手伝うよと約束していた。


夕方 他の現場を終え 6時から作業を開始。


私としては 昔 大工の経験があり 左官の仕事も目の当たりにしており

何とかなるだろうと高をくくっていた。


ところがどっこい 私が受け持ったのは三尺間の仏間?の部分で 何せ 狭い!

盛台を左手に 鏝(コテ)が右手。


地袋のある上の段は 狭いながらも肥えた体を何とか塗った壁にくっつかぬよう

漆喰を塗り上げることが出来たが 下の地袋の部分は大変!

潜り込んで 体中真っ白になりながらも何とか終えることが出来た。


前日活躍された方々の塗り跡を見ると 壁一面油絵のカンバスとなっているところや

素人とは思えぬ仕上がりとなっている部分もある。

油絵の壁などは 電灯の光の加減で幽霊が浮かび上がりそうな怪しい雰囲気を醸し出していて

宿泊に利用する人達は この壁だけでも記憶に残るほどの大層な出来栄えになっている。(笑)


私も 一日遅れながら 漆喰塗りのワークショップに参加できた思い出に感謝した。


2/22 町屋リノベーション



元町地内にあった町屋造りの空家物件を アトリエ付き滞在施設に改造し 

町の活性化に繋げようと 古い建物をリノベーション し活用する活動を続ける

燕三条トライク 」(小山雅由代表)が手掛けた旧外山林作商店の 

壁の漆喰塗りワークショップが22日に行われ 多くのボランティアが駆け付けた。

三条小学校の真ん前にある文房具店だったこの建物は 

数十年前から空き家となっており これを三条市が借り受け 

内部に少し手を加え宿泊施設として再利用する。

3/1にオープンセレモニーを迎えるに当たり 手直しの必要な壁の補修工事が行われた。


ワークショップに参加した人は 県央工業高校生徒を含む男女16名。






参加者に 小山代表が御礼と挨拶を述べ 石月左官工業の石月英太郎さんが講師を務め作業に入った。


午前中は 今まであった壁や壁に施されている表具などを剥がす作業を行い 

午後から漆喰塗りを行った。




ほとんどの人が左官仕事は未経験で コテや盛り板を手にすることも初めてとあって

見ていても冷や冷や・・・(笑)


しかし こういう作業に興味のある人が集まったというだけあって飲み込みも早く
午後には 全員が一端の左官屋さんの顔になっていた。


この日一日の作業で 仕事はある程度はかどったものの オープンまでに間に合うのかと心配させられるが 石月さんは 夜なべをしてでも間に合わせますと言っていた。

 

2/4 立春



春は確実にそこまで来ている。
中央公民館にあるマンサクの枝に 昨年の枯葉が残る脇から芽吹いた蕾が花弁を覗かせた。
一週間前に確認して時には まだ核が割れた程度の蕾だったが・・・


マンサクの終わりを待って咲く辛夷も 綿毛の核を脱ぎ始めていた。
今日は『立春』 この子達は確実に春を感じているようだ

1/28 贈り続けた仏画 1600枚

3.11東日本大震災以降 被災地や地方で避難生活を強いられる被災者に

仏画を送り続ける荘眠月さんから 207枚の仏画が届いた。




今回も 私の仕事着のTシャツと大箱いっぱいのリンゴと一緒に。
今回で 都合1650枚を超える。

荘眠月さんは 師である本庄基晃先生と 各地で作品展を開催 

フランス・パリでも個展を開いた。


三条でも 毎年作品展を開いて来たが 本庄先生も体力的に衰えが見え

地方で開催する作品展は 昨年の丸井今井邸での開催が最後となり
今年は 5月に地元長野県千曲市が開催する『本庄基晃懐古展』のみの活動と聞く。

震災発生後に 私が荘眠月さんに この可愛い仏画を三条に避難する

福島第一原発事故被害者に届けてもらえないかと お願いしたのがきっかけで 

福島からの全被災者宅の他 既に 東北各地の被災地にも贈っている。


届けたと言っても 私が届けた訳ではなく 行政やマスコミ 
私の知人など 多くの方々の協力を仰ぎながら成し得たことで 

あらためて感謝の気持ちでいっぱいだ。



今年も もう僅かであの忌まわしい震災の日がやって来る。

被災者にとって 消え去ることの出来ない辛い思い出を
眠月の一枚の絵で 少しでも癒されればと願い

今回も贈り先を考えている。


 

1/19 鳥つづき

この日は もうすぐ96歳になる婆さんのショートステーが休みの休日。
今年初めての お昼のランチとなった。
ここしばらく お昼のランチといえば 尾崎にある「魚六さん」のランチが定番となっている。

これにデザートが付いて¥1100-(ご飯はお代わり自由!)。

こちらに伺うと 他所ではあまり食べない婆さんが 一人前をほとんど平らげてしまう。
この日も 普段はほとんど口にしない分厚いカツを 一枚まるまる胃袋に放り込んだ。(笑)

満腹のお腹を一休みさせた後 婆さんに白鳥を見せに出かけた。
いつもは 荒沢にある「白鳥の郷公園」に出かけていたが 
朝に降った雪を避け 近くの大浦地内の田圃に飛来する白鳥で我慢してもらった。



ここでは 50羽ほどの白鳥が越冬している。

まだ人に馴れていない所為か 餌のパンの耳を与えても直ぐには近寄って来ないが

餌を投げ与えると 徐々に警戒心も解け そろりそろりと近寄ってくる。

荒沢の白鳥は 人の手から餌をもらうほどに慣れているが・・・




餌を食べている途中 仲間の白鳥が餌探しから帰ってきた。

が 田んぼが狭い所為か 周りの電線が邪魔なのか なかなか着水が出来ない。

上空を3~4回旋回した後 ようやく降りた。


田圃も狭く 周りは建物で囲まれている環境では仕方の無いこと

それでもここは安心して越冬できる場所と分かっているのだろう。

仲間が降りてくる状況を心配そうに見守る姿が微笑ましく 絆の深さが感じられた。



今回も 餌をいっぱい持って出かけたが 

預けるお宅が判らず持ち帰ってしまった。


温かい風が吹く前には貯めて置いたパンの耳を全部届けよう。


1/17 撮ったどぉ~~!!



撮ったぞ~~!!!
人を警戒し なかなか撮らせてくれない小鳥たちを 遂に撮った!


というと大袈裟だが いままで難しいと思っていた店の前の餌台に集まる小鳥たちを 

遂にアップで撮ることが出来た。


何のことは無い 餌台の直ぐ側に車を止め 

息を潜め 身動きせずにフロントガラス越しに撮影だ。
こんなことが今まで気付かなかったのかと 情けなくなった。(笑)


なにはともあれ この子達を見てほしい。
どアップだ!!!


スズメだけは警戒することなく 尻を向けたまま餌をついばんでいた。

1/16 おみやげカレーラーメン 販売フェアーです。


カレーラーメン部会執行部の会合で お土産用カレーラーメンの

販促についての話し合いが行われた。

昨年の発売開始当初は マスコミの取り上げや 

めずらしさも手伝い結構売れたものの
価格や入り数の少なさがネックとなり売り上げが伸び悩んでいた。


販売して以来 一度も会合が持たれていなかった中で 
各店の販売状況や今後の販促方法について 

2月末にアンケートをまとめる途中経過の発表も兼ねた。

その中で 大阪で売られている即席ラーメンも参考に取り寄せ紹介 
今後の「おもちかえり三条カレーラーメン」の形態についても検討した。




いろいろな意見が出される中で 

店としては 一足早く期間限定のフェアーを開始することにした。


通常価格¥900-の麺に ¥1080-のおみやげカレーラーメン 

プラス ¥500-のカレーラーメン手拭いをセットにして¥2000-で販売する。


都合¥2480-の価格が¥480-お得という破格のフェアーだ。

先ずは 多くの人に「おみやげカレーラーメン」の美味しさを知ってもらうために!




/14 八幡宮献灯祭


三条の総鎮守・八幡宮で 小正月恒例の大イベント『献灯祭』が行われました。

近年まれの好天で迎えた14日 今年は多くの人出が・・・と期待して 

祭りの準備が忙しい夕方 様子を伺いに出かけてきました。


すでに 夜に来れない参拝客が次々とお参りする姿も見られました。

夕方の境内には 好天による人出を見越した露店が例年に無く多く並び 

期待の大きさをうかがわせています。

八幡宮の裏手にある地元三条の金物関連の業界が祭る金山神社にも

多くのロウソクが並び 神事の準備が整いました。



金山神社と八幡宮の間に設えた結界の中には 

お焚き上げを待つ縁起物が山と積まれ その時を待っています。
今年の献灯祭は 人出が多かったようで(こっち こっち から) 

お蔭様で当店も稼がせてもらいました。(笑)

もっとも 以前は15日が成人の日で祝日だったため 

朝方まで客足が絶えなかったものですが
今は平日となったため切り上げも早く 

ここ数年11時には閉店しており 稼げる時間も僅かになっていますが・・・。

それでも 八幡様のお陰で毎年の祭事の度に

平素の ン?倍の売り上げをさせていただきます。感謝です!



店をはね 日が変わってから改めてお参りに出かけたましたが 

すでに 参拝客もまばらで境内は閑散としています。


しかし ロウソクにはまだ火が灯り 暗闇の中に本殿を明るく照らし 

夜を通して行われる神事の厳かな雰囲気を感じました。


1/11 出初式を撮ってきた!


小雪がちらつくものの 幸い 冷え込みも弱く風も無く 

正月の出初式としては好条件の中
市内の消防分団による放水訓練が 

昭栄大橋上流の河川敷で行われた。




参加した消防ポンプ車両は20台 

合図とともに五十嵐川に向け 一斉に水のアーチを架けた。



両岸の土手や昭栄大橋には カメラマンや消防団員の家族と思われる

多くの見物人が放水作業を見守った。 


赤や青の色を付けた水を放水する車両もあり 

次は何色かと期待する声も聞かれた。

毎年恒例の行事とはいえ この時期に行われる出初式放水訓練は 

団員にとって過酷な作業といえる。

如何なる条件下であろうと 日々精進を重ねる団員に 

あらためて心から感謝の念を抱いた。


放水は15分ほどで終わった。