こんにちは、マイヤです。

 

今日は香椎宮にお参りに行ってきました。

 

香椎宮は仲哀天皇や神功皇后を祀ってあります。

仲哀天皇はヤマトタケルの息子で、ここで崩御されたらしいのですが(かなりの怪死)、今は実在されてなかったとされてます。

 

神功皇后については実在説と非実在説があります。でも、北部九州には神功皇后にまつわる神社や地名がたくさんあるから、まったく実在してなかったなんて信じられないんですけど……。

 

神功皇后は身重の体で新羅征伐に向かい、お腹に石を巻いて冷やし、出産を遅らせたそうです(腹帯の始まりだとか)。

そして、計算が合わない子供が応神天皇です(武内宿禰の子なんじゃ…って思っちゃいますけど)。

 

応神天皇は実在の人物だろうと言われています。

歴代天皇の諡号の中で「神」がつくのは、確か神武天皇と応神天皇、やたらと摂政期間が長かった神功皇后だけですよね(実在の人物なら即位していたと思います。100歳まで生きて、ずっと摂政だったそうだから)。

 

武内宿禰像です。

今も末裔の方が近くにいらっしゃいます。

 

そして、武内宿禰といえば不老水。日本名水100選に選ばれています。

扉を開くと、誰でも地下水が汲めるようになっています。飲んできましたよー。あと100年ほど生きたいと思います。

 

それから綾杉。ご神木です。

新古今和歌集の「千早振る香椎の宮の綾杉は神のみそぎに立てるけるなり」の綾杉です。

 

池の傍にいた不思議な鳥。

オカメインコみたいに冠を立ててました。

ちょっと見にくいけど、頭に二本白い冠が立ってるでしょ?

 

勾玉の幸御守。鈴がついていて綺麗な音色が聞こえます。

勾玉は太陽と月が重なり合った形を表し、その力と恵みを受けることで幸福を呼び込む……と書いてありました。

 

平日でしたが、けっこう参拝客がいました。

春に散歩するのにぴったりだしね。

すごくいい気分になって帰ってきました。

 

私は子供の頃、この近くに住んでいたので、よくここに来てました。新婚時代もここの近くで、結婚式も子供のお宮参りも七五三もずっとこの神社でした。

 

引っ越してから疎遠になっていたけど(それでも神功皇后ゆかりの神社によく参拝してましたが)、やっぱりいいところだなーって。

 

神様は、久しぶりにやってきた私を「よく来たね」という温かい目で見てくれたんじゃないかと思います。

 

そんなわけで、とっても居心地のいい神社でした!