10歳の自分
「あ、これ、お母さんだ……。働き過ぎなんだ。大阪大学に現役合格するぐらいだもんな、未来の僕。
嬉しい! 愛と感動のファンタジーがあったんだ! お母さんに許してもらえた!
あ、お父さんだ。そうか、ブログで良いのか。
あれ? 未来の僕、変に遠慮しているな。もっと本音を言っていいのに。
そうだね、お父さんは悪口や自慢話が嫌いだね。
困っているんだ、未来の僕。悲しそうに見える。
とりあえず、未来の僕、不満は愚痴でいいから言って。誰かへの文句にならない限りなら許す」
スバル
「そうか、遠慮しているように見えるのか。もっと泣き喚いても良いかもな。
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