3月3日と言うと “ひな祭り” ❣❣

間違えなく皆さんは、ひな祭り、と思うでしょが、ごめんなさい、私は何故か ❝3,3の日❞ 『耳の日』 と想うのです😆

勿論子どもの頃、母はお雛様を毎年丁寧に飾り付け、そしてお嫁入りが遅くならない様にと、お片付けはきちんと3月中にしていました。
そして「来年またね」と、箱に納め、虫よけを入れ、箱のふたを閉じ、押し入れに片付けていたのを想い出します。

 

では何故それを想い出さないのか?ですよね。。。。
母は私が8歳ごろ亡くなり、その後はお手伝いさんが引き続き、飾りつけ、片付けとしてくれていました。 しかし、数年後父は再婚、若い継母が母になりました。 

 

今は当時の母の気持ちが手に取る様に理解できる人生経験を積んだ年になりました。母は幸せな事に父に守られ、家事その他、人任せで妻と母の役割を果たしていました。

 

ある日、母は「来年はお雛様、飾りはしなくていいかしら!?」 。。私は実母が亡くなってから徐々に自立心が育ったのか、幼いながら相手が嫌な事を、私の為にしなくても良いと、淋しさの反面そう思っていました。

何と答えたか? 覚えていませんが、その後 "七段飾りのお雛様” の姿は見ることがありませんでした。 今でも記憶にあるお姫様とお殿様そして三人官女の優しいお顔と、右大臣左大臣のきりっとした顔、少し怖かった記憶がありますが、想い出します。

そんな記憶があるにもかかわらず ❝3月3日は耳の日❞ だけを想い出すのは、床の間に飾ってあった”見ざる、聞かざる、言わざる” のお猿なんです。可笑しなお話しでしょ。。。

それは父と父の母、お婆ちゃまが、私にお猿のお話を色々な形でしてくれ、道徳を教えていたのですね。
 

そこで私の印象の強いのは ❝聞かざる❞ なんです。悪い話は聞かない事にと言うお話は、私は聞いてみなければわからないじゃない。。。内緒話は耳を立てて聞かなければ、悪口を言われているかもしれないし、、、、

ところが幼少期、体の弱かった私は、当時ペニシリンの注射が切れると引きつけを起こしていたのです。その後、ペニシリンは危険な注射と知った私は、幼いながら、絶対に注射しないと自分で決めました。。。。

体の弱い私にもう一つのお土産は、中耳炎、外耳炎を良く引き起こし、耳鼻咽喉科にちょくちょくと通う子供でした。

お猿の聴く聞かない、のお話から、耳が悪くなってら聞きたくても聞こえないと…耳は何よりも大切と思っていた子どもの頃だった訳です。

そして、オマーンで学校経営、学校の校長になり、子どもの健康管理は日本の学校を見習い非常に細かな気を配りました。そこで発見した事のひとつ。。。

耳垢が貯まると、頭が痛くなる、集中力が無い、落ち着きが無いと、実は勉学に大きな影響があることに気が付いたのです。このお話は長くなるのでまたの機会に。。。。
 

という諸々の経験から、子どもたちに 『 3 3 はお耳の形』 大切にしましょうと言い続けていたこともあり、まずは耳の日を想い出し、悲しい思い出のお雛様は隠れているのかも知れません。

娘は日本で生まれ、当時安月給だった私たちには買えない雛段を、私の継母が孫娘に贈ってくれました。若くして母になった継母も、きっと心の底で私の想いに気が付く年齢になっていたのかも知れませんね。

その継母も2019年11月世を去りました、私も継母になった母の大変さを理解していたので、傍で看取れたことに感謝しています。

私達は、その時、その時を懸命に生きていると思います。
たとえ人様が何と言おうと、その場、その場を頑張っているのです、そしてその経験が後に反省となり、自ら学び、成長しているのだと確信します。

私達が一生懸命に生きていることに、良い悪いの点は誰にも付けられません、だから頑張って今を一生懸命に生きていきましょう。辛い事は思い出したくても、思い出させなくなる日が必ず来ることを私は信じています。

いつか、大きな、大きな、お内裏様とお姫様、買い求めたいと想っているスワーダです😅 (夢は幾つになっても持てますので❣)

 

 

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

公式サイト

https://www.suadalmudhaffar.com/

 

あなたの悩み相談を受け付けます

https://www.suadalmudhaffar.com/contact/

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~