多くの中学・高校では、副教材が指定されています。
定期試験もその副教材から出題されることが少なくありません。
私自身も指導の際には副教材をベースにしています。
しかし、副教材がすべての生徒に最適とは限りません。
苦手な単元は生徒ごとに異なります。
試験対策の得意・不得意にも差があります。
そこで私は、生徒一人ひとりに合わせて問題集や参考書を自費で用意しています。
例えば中学校では、学習の証拠としてノート提出を義務付ける先生が多く見られます。
ただ、教科書の内容を写すだけでは力はつきません。
特に理科や社会では「理解してほしいポイント」があり、定期試験ではそこが狙われます。
しかし、そのポイントを自分で見つけるのは難しいものです。
そこで私は、教科書準拠で薄い問題集を勧めています。
要点が整理されているため、それをノートにまとめて復習するだけです。
提出課題をこなしつつ、効率的な試験対策になります。
適切な教材を選べば、他の科目の成績でも良い影響が出ます。
実際に、5科目成績が1年で学年中位から上位四分の一まで伸びた生徒もいました。