ランチタイムは大概職場の同じ建物の一階にある「休憩室」で食事をしています。

10名と少ししか座れないコジンマリとした休憩室です。

派遣社員の休憩は12時から1時に集中するので、社員はその時間帯をずらして取っています。

すずらんは早い時で1時過ぎ、遅い時は3時台に休憩室を利用しています。

グーグルさんやパソナさんのような豪勢な食堂とは比べものにはなりませんが、お茶だけは「飲み放題」です。(5種類あります)

こちらの会社にお世話になって13年。年のせいか入社した時のしおらしさは既にありませんが、若い時に色々と経験したことを、後輩や同僚に休憩室で話していると、とても「貴重な体験」だった、ということが判明しました。

このご時世ですから、金融機関も海外駐在員の数を減らしているのが現状です。バブルからバブル崩壊後しばらくは沢山の海外駐在員がおり、その沢山の海外駐在員の元妻の一人として、その世界の話を紹介したいと思います。

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駐在先はイギリスのロンドン

1住まい

駐在員は居住地域がいくつかあり、日本人はその地域に集中しています。

特に好んで住む地域、いわゆる「高級住宅地」と呼ばれる所です。

リージェンツ・パーク(Regent's Park)周辺がその地域になり最寄り駅はセントジョーンズウッド(St.Johns Wood)駅です。

家族構成にもよりますが、不動産のエージェントもこの居住地域を駐在員に紹介すれば大概は満足されて、住まわれます。ファミリーはもう少し北の地域アクトン辺りでしたでしょうか。

今では超格安物件となるかもしれませんが、若手社員でも当時(1993年~)£1200~1500、日本円で20万後半から30万円台(1ポンド230円換算)の物件に住み、部屋の構成は2ベッド~3ベッドルームの1バス~2バスルーム、ファニシュト(furnished・家具付)でした。

2駐在員の妻の行動

駐在員の妻として、主人のサポートをするのは当たり前(?)ですが、奥様方はとっても習い事が大好きラブラブ

やはり生活する為に先ずは「英会話」ですよね。

日常生活が苦労しないくらいの英会話が身につきますと、文化に触れてみたくなります。

日本でも活躍されている方が沢山いらっしゃいますが、本場フラワーアレンジメントの資格を大金を払って取得し、テーブルマナーからお料理教室(イギリス料理って、フィッシュ&チップスだけじゃないんですよ)シャドーボックスと呼ばれるデコパージュも人気でした。

日本人向けのフリーペーパー(週間ジャーニー)を欠かさず読み、食材の購入にはウェイトローズ(今は大丸ピーコックで一部取り扱っていますね)日本食がとても恋しくなりますから、週に一回はヤオハンへお買い物(特にヤマザキのパン、高かったです。破綻後はオリエンタルスーパーになり、今は取り壊されず廃墟と化しました)それ以外でも中心部にあるジャパンセンターを通り掛かれば、日本食材恋しさに必ず寄ってチェックします。

現地に馴染めないのか、馴染みたく無いのか、日本人の集まるところに駐在員の妻アリだったのです・・・。

次回は婦人会についてご紹介しようと思います。