前回の流産から1年と少し経ってから3回目の妊娠をしました。


回数だけを見ているととても妊娠しやすい人のように見えますが、
この時点で結婚から4年が過ぎています。
毎月排卵日に合わせてタイミングをとっていても年1回ほどの妊娠なので、確率的には決して高くないです。


3回目の妊娠の時もタイミング後、今回はいけるかもな〜という変な確信がありました。

そしてしばらくしてフライング検査、真っ白でした。
なんか幻の線が見えるような気もするけど…

数日あけてまた検査したらうっすら線が見えました。
そして生理予定日、改めて検査薬を試すと変わらずうっすらと線が見えました。
この時点で、『あっ今回もダメだな』と確信しました。

陽性反応は出ていて日に日に濃くはなっていくけど、そもそもの線の濃さが薄いのです。

2回目に妊娠した時と同じ感じでした。
今回も流産だなと思い、病院へ行くのが面倒になりました。

その時は、どうせ流産になるなら化学流産になって欲しい、と思っていました。
繋留流産だと次妊活を始めるまでに時間がかかってしまうからです。

せっかくお腹に宿ってくれた赤ちゃんに対してとても酷いことを思ってるなという自覚はありました。
でもその時は少しの時間も無駄にしたくなかったのです。



面倒ながらも妊娠はしているので病院へ行き診察をしてもらいましたが、予想通り胎嚢は小さく流産だろうとのことでした。

もう涙も出ませんでした。
悲しいという感情もなく、ですよね〜って感じで至って普通でした。
なんなら先に自分から今回も駄目だと思いますと先生に伝えていました。

慣れってすごいなと思いました。
初めての流産の時はこの世の終わりかと思うくらい悲しかったのに、3回目になると笑いながら喋れる感じで、こうも変わるものかと、強くなったなぁと思いました。


その後、今回は胎嚢があまり成長せず小さかったので自然に出て来るのを待つ事になりました。
初めてのことだったのでネットで色々と調べると、出血がすごかったや痛すぎて動けなかった等結構怖いことが書いてありましたが、1番心配だったのはいつ出て来るかわからないことでした。

とりあえずは普通に生活しながら毎日過ごしていく事にしました。