もう一つの世界
私はしばしば
もうひとつの世界へ行ってしまう
すぐに
その世界に誘われてしまう
誰にでも明るく
誰にでも前向きに
自然と接することが出来る
それが理想
だけど
感覚が
もうひとつの世界へ行ってしまうんです
その世界の中心には
私という思考しかありません
思考と感覚
私を研ぎ澄ますもの
いつも
自分が何にも例えられない
特別なものであることを振る舞うことで
言葉や感情を抽象化させて
比喩してしまう
そして
いつも
理解されなければ意味がないと諭されてしまう
自分が変わっていて
不思議な人間であるという
その快感があるから
だから
こんな自分は変えられない
皆んなから愛される
太陽みたいな人
もちろん
そうなりたいと願うけれど
もうひとつの世界で
いままでも
これからも生きていく
それが
私のアイデンティティ
