その強さまでいけるのだから | 「ビジネスにカラーの力を」全国対応 ビジネスカラースクールのブログ

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ビジネスに色彩マーケティングを取り入れたい方へ
大阪・心斎橋にあるカラースクールです。
あらゆる分野で活かすことのできるカラーの知識・技術が、
ビジネスシーンで使えるレベルで身に付きます。
カラービジネスの現場に一番近いカラースクールです。

 

 

 

おはようございます。

スクールマネージャーの和田です。

 

●正確に「似合う」を判断するための基準

●受け入れやす、取り入れやすさのための言葉

 

パーソナルカラー診断をされている方には、

ぜひこの記事を読んでいただきたいと思います。

 

上記は『お客様のため』に繋がります。

 

 

2016年3月21日 染川千惠のブログより

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【その強さまでいけるのだから】

 

実際によくあるお話です。

 

その人のファッションがエレガントだからサマー。

その人のファッションがエスニックだからオータム。

その人がモノトーンを好きだからウインター。

その人がカラフル好きだからスプリング。

 

その人のイメージで計るのは、パーソナルカラー診断ではないんですよね。

また、その人の好みや性格では、パーソナルカラーの分析はできないです。


 

いつもスカートスタイルだから・・・

いつもボーイッシュだから・・・

いつもダークカラーを着ているから・・・

よくオレンジを着ているから・・・

 

いずれも残念ながらパーソナルカラーとは無関係です。


 

パーソナルカラーは、その人が身体に持っている色素と調和する色。

性格や好み、ファッションスタイルから分析するものではありません。

(※ただ、スタイルクリエーションの養成講座では、アンケートで嗜好色の統計を

取ると良いということは伝えていますね。そこから見えることがありますからね。)


 

その人の好みを尊重する提案は大切です。

 

パーソナルカラーはサマーで、ロックテイストが好き。

パーソナルカラーはオータムで、エレガントが好き。

パーソナルカラーはウインターで、キュートが好き。

パーソナルカラーはスプリングで、クラシックが好き。

 

これは叶えることができます。

 

パーソナルカラーコンサルタントは、お客様のご希望に応じた

カラーコーディネート提案ができます。


 

安易に言ってはいけないのは、

 

「あなたのシーズンは〇○だから、このイメージにはなれません。」
「あなたのシーズンは○○だから、この色は似合いません。」
そして、
「あなたのシーズンは〇○だから、この服は捨てて下さい。」

捨てるかどうかはお客様が判断されたら良いことです。

私たちが伝えるのは、似合いにくいということとその理由くらいが良いと思います^^

 

似合いにくいを伝えることはサロンによって方針がまちまちだと思います。

決して悪いことではないですよ。

ただ、理由を添えることで理解につながりますよね。


 

随分と遠回りした気がしますが、タイトルの

【その強さまでいけるのだから】
について。

 

こちらも実際のお客様でいらしたんです。

パーソナルカラー診断を何度も受けていらして、でも疑問は残っておられた。

そして、9割方サマーで診断を受け、後はスプリングという結果が少し。

私が診断してお伝えしたのはウインターでした。

 

これちょっと説明したいのですが、

私は自分のところに来て、違う結果を出したということがどうのと言いたいのではないです。

そもそも、カラージプシーの方を診断して、自分のところで納得してもらえましたということ、

何度も書くことではないと思っています。

それではなくて、なぜウインターかというところを知ってもらいたいんです。

 

で、説明いきますね。


その方は、見るからにエレガントです。

とても上品で、品格もあって、身のこなしやお好みもエレガント。

そのままでも十分素敵です。

でも、とても違和感。

ヘアカラーはその時に決して似合う色とは言えなかったです。

なので、調和していない状態。

そして、何よりの違和感が、色の強さです。

その人は身体に強さを持っています。

ここの詳細は養成講座の内容なので省きます。

その強さが、服やメイクやヘアで出ていないんです。

これが違和感の大きな原因。
結構分かりやすいウインターの方です。

でも、この時思いました。

 

カラー診断は印象でまだまだ左右されているんだなと。

 

印象を作っている要素は色だけじゃないんです。

デザインやサイズなどの形だったり、質感だったりも含めてのことです。

そこに話し方や身のこなしや・・・色々な要素が重なり合って人の印象が出来上がります。

それに影響を受けてしまっては、正しいカラー診断はできないんです。

 

こういったケースでは大きな注意点が2つあります。

 

●カラー診断をするなら、あくまで色を見て判断すること。

(他の要素に影響を受けてはいけません)

●診断者が先入観を取り払うこと

(過去の診断結果や自分の主観で予測しない)

ここがクリアできていれば、そんなに悩まずに分析ができるものです。

 

そして、その人に対して私が思って、実際に言ったのが、

【その強さまでいけるのに、もたいないです。】

ということ。

ただし、言葉の選択はしっかりしました。

恐らく、一般的にウインターの良さを表現するような

コントラストが得意ですとか、

モダンですとか、

メリハリが必要ですとか、

クールでかっこいいのが得意ですとか、

そういうことは伝えませんでした。

その方には受け取りにくい言葉だと分かっていたので。

それをしなくてもしっかり特徴は伝わりますし、

受け取ってもらいやすい言葉を選んで伝えます。

 

うちのスクールの養成講座では、伝え方の部分をよく考えてもらっています。

同じことを表すにも、言葉の選択肢はたくさんあります。

それでね、

その使い分けをするためにもボキャブラリーは大切なんです。

表現力の幅ですよね。

 

その強さまでいける人に、その強さを纏った時に出る魅力、

上手く伝えていきたいですね。

とっても喜んでいただけます。


 

ちなみに、どれくらいご納得いただけたかは、

それからのその方のブログに映る自撮り写真をみたらよく分かりました。

とっても素敵にウインターのカラーを楽しまれていました。

 

 

 

◆◇◆◇ リンク元はこちら ◇◆◇◆

(株)スタイルクリエーション代表 染川千惠のブログ

https://ameblo.jp/stylecolor2007/

 

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