新人教育のポイント
新人社員さんを迎えると、普段と違った忙しさを感じている方も多いのではないでしょうか。
ホテルをはじめとしたサービス業の新人教育は他の一般企業と異なって、現場での教育が必須となります。
そのため、
新人教育のプロセスは非常に重要な要素になります。
入社3ヶ月以内の教育をどれだけ充実させられるかでその社員さんの今後が大きく変わってきます。
新人教育において重要なポイントの1つは、「明確な目標を持つ」ことです。
入社間もない新人社員さんには、働く意味や方向性を示す必要があります。
まずは、座学などで下記の習得をおこないます。
【企業理解】…企業に関する理解度
【業界知識】…業界に関する知識量
【基礎知識】…その会社における業務を行う際の基本知識
【社会人力】…ビジネスマナーから、モラル、社会人の基礎スキル
【接客力】…接客における必要要素
上記の項目をチェックリスト等を用いて、公平に測りフィードバックを行い、先輩・上司。部課長への伝達も必要となってくるでしょう。
明確な目標や方向性を示してあげることで、新人社員の方も、今自分がやるべきことが分かり、動きやすくなります。
さらに、
もう1つのポイントは「成長実感を持ってもらうこと」
やる気を持って、真面目に取り組めば必ず点数が上がりそれが、
評価につながるような仕組みを作ることが必要となってきます。
入社1ヶ月時点と3ヶ月時点では明らかに成長していることが目に見えて分かるのです。
新人社員ばかりではなく、仕事を行う上で、成長を実感できないことは本人にとっても会社にとっても非常にストレスです。
心理学的に見ても「欲求」社会に認められた後は会社組織への参加そして「承認・自尊の欲求」を求めるのです。
小さな成長んぼ積み重ねが重要であり、それが大きな実を結ぶのです。
特にホテル・旅館業界では、個人の成長を売上などの数字で測ることは困難な業種でもあるので、目に見えるものを設計する必要があります。
「明確な目標を持ってもらうこと」
「成長実感を持ってもらうこと」
この2つを意識して、体制を整えるだけでも、新人社員さんの働き方が変わりますし、定着率にも好影響を与えます。
もちろんこの取り組みは新人社員さんだけのものではなく中途社員やパート社員にとってもこういった取り組みは効果的です。
教育制度をしっかりと整えている中小企業は少なく、それどころか
教育制度自体が企業にとってかなりの負担になるため全く行っていないのが現状です。
金銭的なコストはかからず、アフターフォローがある長期的な研修があればいいと思いませんか?
短期・長期的な視野で取り組んでみてはいかがでしょうか。
【企業様向け講習・セミナー関連記事】
心理学&プロの接客術&プライベートをお届けするメルマガ
ご登録はコチラから(メルマガ希望と一言添えてください!)
【人気記事】
「接客」と「心理学」をもっと知りたい方は私の10日間ステップメールをお読みください。!(^^)!
顧客がどんどん増える!感動接客が自然に身に着くメール講座9月セミナーのお申込み・お問合せはこちらから