こんにちは。暑いですね
今年は秋まで暑いと聞いて、茫然自失中のハシモです。
最近、なかなか業務が忙しかったりして本が読めなかったりするのですが
たまーに電車の中で起きているときは
本を読んでいたりします。
技術本は重いので
持ち歩く体力が残っておらず
あまり仕事と関係のない本ですが。
最近は昔買った本を読み直したりしていまして
特に印象に残ったのが
小川洋子さんと藤原正彦さんの「世にも美しい数学入門」
という本。
読み直して、更に素敵だと思いました。
数学は、美しい。
美意識の高さが、数学者の条件である、など、
なかなかキュンとする本です。
小川洋子さんはむかしから、その言葉の選び方が特に好きで
よく読んでいました。
この対談集も、小川さんの言葉選びの繊細さが
良い感じで感じ取れます。
藤原さんが表現する世界の美しさを、こぼさないよう、
丁寧に丁寧に紡いだ感じがします。
藤原さんもとても素敵で面白い話をいっぱいしてくれています。
数学の世界が
詩的に、繊細に紡がれています。
疲れたときに
オススメの一冊です。