学習指導する上で力を入れる教科というものがあります。
まず小学生の時期はなんといっても国語です。
国語力がないために中学生になって本当に苦労する生徒がたくさんいます。
理由はすべての科目のベースだからです。
当ステーションでは音読暗唱、一文づくり、要点まとめ、速読解講座等を
実施して全力で国語力を鍛えています。
また小学生の間に、締め切りの順守、プリント整理、授業の振り返り等の
基本的学習習慣の確立、丁寧に字を書く、計算過程の記入等も大切です。
次に、中学生の時期は英語です。
英語は耳から正しい発音をしっかり聞き、継続的に発話の練習が大切です。
また、どんどん先取りしても高校入試において不利になることはありません。
(数学は先取りしすぎると入試出題範囲を超えるために不利になることもあります。)
当ステーションでは英検準2級を中3までに取得することを推奨しています。
週2,3回のアプリによる課題も継続的に出しています。
そして高校生になったら断然数学に力を入れるべきです。
ここまでに培った国語的論理力、英語力は、一度つくとすぐには学力的に
落ちては行きません。もちろん継続的な学習は必要ですが・・・
この状態で思いっきり時間をかけて数学に取り組むべきです。
高校生になったらどんどん先取り学習を進めて高2生までに数学Ⅲまでを
終えていくことを目標にしています。
例えば東大数学の問題の傾向は一貫して
数学的論理力を問う問題が出題されています。
まず問題文で表現されている事象を自分で具体的な例を考えながら
抽象的な形に持っていき演繹的、帰納的に論述していく流れの問題が
数多く出題されています。
そこまで力がついてくると数学的おもしろさが体感できます。
このように、一番学力がつきやすい学習計画を立てて戦略的に
勉強を進めていくことは非常に大切です。
論理力を基本にした数学指導を行っています。