こんにちは。
ゴールデンウィークも残すところ１日となりましたが、あなたはどのようなお休みを過ごされましたか？
今日は、『行動を起こすのに遅すぎる事はあっても早すぎる事はないと思う事』について書いてみたいと思います。
あなたは、何かにチャレンジしようと思った時、『自分にはまだ早い』と思われたり、ご両親であったり、友達であったり、学生なら先生から、社会人なら会社の上司から『お前にはまだ早い』と言われた事ありませんか？
私は、この『まだ早い』という言葉に昔からすごく違和感があります。
例えば、あなたが学生なら、
部活等で下級生がキャプテンになる事にどう思われますか？
例えば、あなたが社会人なら、
２０代から管理職になったり、たくさんの人を動かしていく事をどう思われますか？
経験した事がないから上手く行かないかもしれません。だからこそ『まだ早い』と言われるのかもしれません。
では、人生経験豊富な年配者なら必ず上手くやり通せるのでしょうか？年配者と言えど思い通りに行かない事は多々あるでしょう。
先日、当社のある鳥取市で、ある団体が松阪牛で有名な三重県松阪市の市長をお招きした講演会があり参加してきました。
松阪市市長、山中 光茂氏は2009年当時全国最年少33歳で市長になられた方です。
山中氏の政治手法、市政運営については、本題と離れるので触れませんが、33歳という若さで、市役所で一番高いポジションについたんです。
法律的には、市区村長の被選挙権(=立候補する資格)は25歳以上なので全く問題ありません。
この講演会には、70、80代ぐらいの年配の方がたくさんたくさん来られていましたが、山中氏の講演中何度もすごい拍手が起こっていました。そして最後の質疑応答では勉強になった、感心させられたという言葉が多く聞かれました。
一般的には、３０代の若者では、まだ早いと言われるかもしれませんが、やろうと思えば、30代でも１つの市を動かすことができるんです。しかも山中氏は今年2期目に入られたそうです。しかも今回の選挙活動は自身ではほとんど行っておらず、『選挙は一般的にはお金がかかると言われているが、選挙費用に10万円もかけていない』とおっしゃっていました。
その代り、ものすごい数市民の方と色々な政策について市長自らが話し合う場を設け参加されているようでした。その日頃の姿勢が市民から信頼、評価され、2期目につながっているようです。
若いと経験値では年配者に勝つ事ができません。しかし、若ければ若いほど、パワー、行動力では年配者には負けません。そして、経験値がないから過去のやり方にとらわれない年配者では思いつかない面白いやり方、アイデアが出てきたりもします。
10代、20代は１日、２日寝なくても勢いだけで頑張る事ができます。私自身もそうでした。学生時代は徹夜してもそんなに堪えませんでした。
しかし、歳を重ねるごとに、徹夜をすると次の日がすごく辛かったり、寝ても前日の疲れが取れなくなったりするんです（泣）
そして、私が強く思う事は、若ければ、若いほど、失敗しても取り返しがつくのです。
マレーシア留学ネットでは、『結果を出す留学、結果にこだわる留学』をコンセプトにマレーシア留学のご提案、アドバイスをしていますが、学生さんの場合は、何も考えずに勢いで留学して、その結果日本人と固まってしまい、海外で日本と変わりない生活をして帰国されたり、語学留学のつもりが対して話せるようにもならず帰国されても、正直いいと思っています。それも１つの人生勉強、経験です。
そこで悔しいと思われる方は、本当に外国語を身につけたい、又は海外を相手に仕事をしたいと思われている人なので悔しさをばねにリベンジできるチャンスがたくさんあるからです。
そして、悔しさ、コンプレックスは頑張る大きなパワーの源になり、大きな成果を上げる事ができるからです。
しかし、社会人、そして歳を重ねられた人の場合は、そういう訳にはいきません。リベンジする前に最悪の場合、転職先が見つからず社会復帰できなく人生路頭に迷ってしまう大きなリスクがあるからです。
あなたが、自分を成長させようと思うのなら、今からその夢に対して行動を起こされる事は決して『まだ早い』とは思いません。
あなたが、行動を起こした結果、上手く行っても、思い通りにならなかっても、チャレンジした事で人より早く成長でき、成功又は失敗の経験が積めるのです。どちらの経験にしてもその次にあなたがチャレンジされることにその経験が生きてきます。
それよりも、あなたのやる気を『まだ早すぎる』という１つの言葉で、何も具体的な行動をとらず成長する、経験するチャンスを捨ててしまう事の方が、あなたの人生の一番の損失のように思います。
あなたは、どう思われますか？