棒棒鶏の由来
棒棒鶏(バンバンジー)は、蒸し鶏にゴマソースをかけた四川料理(しせんりょうり)です。
「棒棒鶏」は中国語で、”棒棒鸡 bàngbàngjī”
ではどうして棒棒鶏(バンバンジー)と呼ばれるようになったのでしょうか。
棒棒鶏(バンバンジー)の由来
伝説によると、明清の時代、雅安(四川省西部)の人里離れた山間部に、あるグルメな人がいました。
長年にわたり研究し、具材の配合を行った結果、できた鶏肉はとてもおいしく、極秘のスープと赤い油で食欲をそそるものになりました。
しかし、当時は鶏肉は贅沢品で、正月に一度だけ食べるものだったのです。
そこで、丸鶏を薄切りにして、1枚ずつ売るという妙案を思いついた人がいて、これが功を奏して驚くほど売れました。
この「 鶏の薄切り」は有名になりましたが、包丁だけでは鶏肉を一枚一枚均等に切ることができず、お客さんは購入する際に大きいのを選ぶという問題が起こりました。
そこで商人は、小さな木の棒を基準にして、鶏肉を細かく均一に切ることで、どのお客様にも同じ厚さで、より風味豊かな鶏肉を提供できるようにしたのです。
切るときは、1人が包丁を持ち、1人が棒を持ち、暗黙の了解で作業しました。
棒が包丁の背に当たると、力のかげんで音が変化し、バンバンとリズムになって、音楽を聴いているようだったので「棒棒鶏(バンバンジー)」と呼ばれるようになったそうです。
中国語意訳:
相传明清时期,在雅安的偏远山区,有人特好美食,经过长期的钻研和汤料搭配实践,烹制的鸡肉味道上佳,绝密高汤与红油飘香,让人垂涎欲滴!
但当时生产力落后,鸡肉是一种奢侈享受,只在逢年过节才吃上一次,有人想出妙招,把整只鸡切成很多薄片,按片销售,收到奇效,销量出奇的好。“鸡片”名声大嘈!
此后又出现一个问题:仅凭菜刀无法将每片鸡肉切匀,顾客在购买时也常挑剔大小。
于是,商家用小木棒作为标准,将鸡切成均匀薄片,保证每个顾客购买到的鸡片厚薄一致,鸡肉也更加入味。
宰切时,一人持刀一人持棒,配合默契;
木棒敲击刀背时,发出棒棒的声音随力量轻重而变化,抑扬顿挫,自成节奏,给人以聆听乐曲般的感觉,故名“棒棒鸡”。
棒棒鶏の由来は、鶏肉を蒸したり茹でたりすると、水分が抜けて固くなり、パサパサとした食感になるので、固くなった鶏肉を柔らかくするため、木の棒で叩いて調理したことから、「棒棒鶏」という名前が付いたともいわれています。
木の棒でバンバン叩いて調理すると、ストレス発散になるかも。
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