ここ最近、モノをよく失くす。
しかも、確かに使っていた当日に、気づいたらなくなっているのだ。
1つは、ピアスの片方。
これは、まあ、前からよくあることで、気づかないうちに外れていることが多いし、小さいからもう出てこないものと思っている。
2つ目は、読みかけの小説の文庫本。
家で少し読んだ後、外に持って行って読もう、と思ったら、鞄の中に入っていなかった。
家に忘れちゃったのかな、と思って、帰宅後、家の中を探したが、全く見つからない。
文庫本なんて小さいものでもないのに。というか、読み終えたものならともかく、読みかけの本を失くすなんて初めてだ。
3つ目は、腕時計。
失くすはずがないようなものだが、もともと私は腕時計が好きじゃないので、事務所のデスクにいるときは、外している。
平日、仕事を終えて、確かにその日は腕時計を着用していたのに、翌朝、自宅の定位置には時計がなかった。
ただ、これまでにも、事務所のデスクに置きっぱなしにしていたことは何度かあったので、今回もそうだろうと思っていた。
ところが、事務所に行ってもない。かなり探したのに、出てこない。
家の中も、見つからない。
高い時計ではないから、焦るとか悔しいとかいうことはないのだが、
先代の腕時計(修習中に必要に迫られて買ったもの)も、買って1年もしないうちに壊れて、修理に出してもまた止まってしまい、今は引き出しの中だ。
こうなると、私ってよっぽど腕時計に縁がないのね、と思ってしまう。私がイヤイヤつけているから、時計も逃げ出すのかもしれない。
そして、これだけ、モノを失くすと、小人のしわざかっ!?と、自分の責任を何かに転嫁したくなってしまう。
モノを失くす、ではなく、モノがなくなるのだ、と。
うん、そういうことにしておこう。
・・・自分の注意力散漫だとは分かっていても。