配合計画書 | ステューディオ2アーキテクツ MEMO 2025

配合計画書

ひとくちにコンクリートといっても


水とセメントと砂利をはじめ材料の混ぜ方によって


強度や流動性が違ってきたりします。


だから設計では建物ごとに季節や部位に合わせて


コンクリートの配合を指定します。


ところが最近生コンプラントから出てくる配合計画書のただし書きに


なぜかお決まりのように


「ただし骨材の質量割合、混和材の使用量については

断りなしに変更する場合がある。」


と書かれていたりします。


設計監理しているのに無断で変更されては意味が無いので


都度注意せねばなりません。


たぶん勝手にかえていいとはだれも思っていないと思いますが


天候や温度に合わせて微調整することもあり、


早朝から監理者に相談している暇が無い場合の


保険をかけているということなのかもしれません。


アイスキャンデーにはこんな文言がありました。


「冷蔵庫から出してすぐに食べると舌にはりつくことがあります。」


「食べ終わったあと棒をくわえていると怪我をすることがあります。」


保険かけすぎの時代。。。


横浜の女性建築家-0313

おまけ:写真は義理チョコ返しの品・・・