異端児たちの決断

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日立のV字回復のドキュメントです。書評を見て買いました。

・1999年、日立製作所の副社長川村隆は、北海道への出張のため全日空新千歳行き61便の飛行機に乗り込んだ。
その飛行機は、旅客機マニアの犯人にハイジャックされた。
犯人は、機長を殺害し、副機長を外に出し、操縦した。
たまたま乗り合わせた非番のベテランパイロットの山内が、マニュアルを無視し、ドアを破ってコックピットに入り、
あと20秒で墜落というところで、機体の失速を回避した。


・この事件からちょうど10年後の2009年、日立製作所は製造業史上最大となる7873億円の最終赤字を計上した。
売上高10兆円、日本最大のコングリマリットは、33万人の従業員を乗せながら、全日空61便のように急降下した。
そして同年4月、旧経営陣の多くは退陣し、6年前に副社長を最後に子会社に転出していた川村を会長兼社長に起用する。

印象に残ったのは、会社って、一部上場をしたいし、一部をキープしたいものだと思ってましたが、

確かに、出資してもらうという面では、上場していた方がいいのでしょうが、利益を
株主配当しなければならないので、グループに優良企業がいれば全て持ち株にしてしまえば、

利益を内部留保できるんですね。
 

言われてみれば、そうですが、そうした判断もあるんですねぇ。