インクルージョン思考

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著者はテレビ番組の構成作家。私と同い年らしい。
構成作家の方は、常に5本くらいの番組の構成を考えているそうで、その番組も、お笑い、クイズ番組、歴史番組など、同じ時期に全く違う番組の構成を考える必要があり、その経験から、どうすればアイデアが出そうかという本です。

タイトルのインクルージョン思考とは、複数の問題を一気に解決するアイデアのことらしいです。 

著作の内容を一言で言うと、
①高次の目的を決めて旅立つ
②目的に従って材料を集める
③異なる分野の材料をつなげる
④手放して「ひらめき」とともに帰ってくる 

高次の目的というのは、大体、複数の問題を解決する場合、あちらを立てれば、こちらが立たずだったり、部署間の利益の問題があったりしますが、そうした個々の問題を、より高い次元で見るということ。例えば、部署間の問題は、会社という面から考えれば、目的は一つになるということです。そもそも利己的な考え方では、アイデアが出ないと著者はいいます。みんなのためにと考えれば、アイデアがでるはずとのこと。

異なる分野の材料をつなげるというのは、ヤカンを見て、蒸気機関車を考えるように、輸送技術を磨くのみではなく、全く、違う動力を持ってくるようなものです。
面白かったのは、ヤカンという具体的なものを、勢いよく湯気を出すものと抽象化して、また、動力源として具体化することが大切とのこと。

なぞかけは、その抽象の部分で、お題と解くものを結び付けたり、くりいむしちゅーの上田のようにとんでもない例えができるのは、この抽象化が得意な証拠じゃないかという部分です。


 

 

 

 

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