ジャポニズムお茶会「もてなす悦び展」お勧めです! | Lilyのお茶時間in東京都文京区

Lilyのお茶時間in東京都文京区

☆★きれい・かわいいフォトスタイリング的お茶時間★☆
~~毎月文京区本郷で「アフタヌーンティーの撮り方」「お茶会レッスン」開催しています~~

ずっとずっと行きたかった展覧会に

今日足を運ぶことができました。


「もてなす悦び展」


これだけだとピンとこないかもしれませんが

副題が


ージャポニズムのうつわで愉しむお茶会


ジャポニズム!!


お茶会!!


開催の場所は 東京 丸の内 「三菱一号館美術館」です。


http://mimt.jp/omotenashi/


19世紀初頭にアメリカやヨーロッパで大流行した

ジャポニズム(日本的)文化の中で

特に「お茶会」に関する作品の数々が集められています。


西洋のもの・・・ワイングラスやカトラリー、お皿などが


朝顔だったり

菊柄だったり

笹だったり

菖蒲だったり

吉祥文様だったり


とあげているとキリがありません。


それらはいずれも日本人が

描いたり作ったりしたものではなく

それぞれの国の方が日本の伝統柄を

模写したもの。


そのため、日本人が描くのとはまたちょっと

感覚が違う・・・レイアウト、色合い、線の太さなど・・・

すごく興味深いので、

思わず一つ一つ見入ってしまいました。


個人的に美しい~~と思ったのは

ティファニースタジオが作った 朝顔形のコンポート

ちょうどいま日本では朝顔が咲いている時期ですが、

ティファニーにかかるとこういう色合いとデザインになるんだ!!と

はあ~~とため息。


そしてびっくり!したのは

ティーカップの取っ手がトンボになっているもの^^;

(蜻蛉手付花網紋カップソーサー)


バタフライハンドルのティーカップは見たことがありますが

トンボ(それも金彩!)は初めて。


あと印象的だったのは・・

アフタヌーンティーの時など、

くつろげるお茶会専用の「ティーガウン」

なんと今回展示されていたのは

日本の横浜の会社が作ってヨーロッパに輸出していたもの!


着物とドレスが組み合わされた不思議なデザインに、

桜吹雪と孔雀の手刺繍の美しさは圧巻・・・の作品でした。


どの展示品を見ても美しい&不思議な感覚にとらわれますが、

ジャポニズムの定義をよりはっきり知りたいため、


今回はプラス500円で

「音声ガイド」をお願いしました合格


そう、作品を見ながら解説を聞けるアレ、です。


すごくお勧め!!


これがあると、解説を聞きながら作品を見たいので、

一つ一つをゆっくり分析(解説の指示に従い・・)することもでき、


もしかしたら(自分の知識不足で)

ただ目の前を通り過ぎてしまったかもしれない小さな作品にも

注目できる・・・


言葉通り、ガイドさんと共に自分も歩き回る感じで、

出口にたどりついた時には

「じっくり見たぞ~」という充実感で一杯音譜でした。


8月21日までやっています!

ティーカップやテーブルコーディネート好きの方

必見です~~~