第4回リレー小説 【第5話】 | おもろなりたい。
2012年02月07日(火)

第4回リレー小説 【第5話】

テーマ:コラボ
プロローグ:プロローグの名の下に縛りを無視するファンガツ(戦闘シーン入れろよ)

第1話:ユーキャンの通信講座で穴あけ能力検定に合格しててよかったな

第2話:涙の数だけ強くなれるよ。でも『涙』という漢字が書けないの

第3話:小林製薬の糸ようじ、フランス語でいうと“コヴァーヤスィ・イトゥヨウズィーノ”

第4話:井森美幸16歳、まだ誰のものでもありません。







男は、長い長い夢を見ていた。





急な坂道・・・、いやこれは屋根だ。急こう配の屋根を滑り落ちる。

「うわぁ~~~~!!!!!」

なんとか立ちあがろうとするが、屋根の傾斜がきつすぎて体制を立て直すことが全くできない。

次の瞬間、男の体は空中に投げだされた。

このままでは地面に落下してしまう!!

「・・・この合掌造りの屋根は、、、白川郷??」

地上に落ちるまでのほんのわずかな時間、男はそんなどうでもいいことを思った。

そして、襲ってくるであろう激痛にそなえ瞬間的に目をつむる。

が、しかしいつまで体をこわばらせても、なんの痛みも感じなかった。

男はおそるおそる目を開いた。

そこは、無だった。

彼の視線の先には何もない空間が延々と広がっていた。

男の体は、無に浮いているのだ。

「なんだ、これ?」

男は思わずそう口にしていた。

その時、遠くから赤ん坊の笑う声がかすかに聞こえた。


キャハハハ キャハハハ



だんだん大きくなる笑い声。

しかし、赤ん坊らしいその姿は男の目には映らなかった。


キャハハハ キャハハハ キャハハハ



「なんだ? 一体なんだってんだよ!?」

男は、半ば怒気を帯びた声で叫んだ。

いきなり、目の前に巨大な物体が現れた。

「うわっ!」

心臓が破裂するほど驚いた男は、思わず体を仰け反らした。

キャハハハ キャハハハ キャーハハハハハハハハ !!

男の姿を見て愉快そうに口を大きく開けて笑う赤ん坊・・・の、ように見えた。

その赤ん坊らしい物体を良く見ると、顔に目も口もない、のっぺらぼうの人形だった。

「あ、さるぼぼ!!」

その人形は、男にとっては見慣れた人形だった。


さるぼぼ 「朴葉味噌、食べる?」

男 「いきなりかっ! いらねーよ!」

さるぼぼ 「下呂温泉のマスコットは、『げろっち』っていうんだお。 『ひだっち』のよきライバルなんだお!」

男 「ネーミング、やっつけ仕事かっ!! そもそもお馴染みっぽく言うけど、ひだっちの方も知らねーし!」




ツヨシシッカリシナサイ ツヨシシッカリシナサイ ツヨシシッカリシナサイ・・・

携帯のアラーム音が鳴る。

男 「はっ!! 夢か・・・。 またしても岐阜県民っぽい夢を見ちまったな。」







実験体 No.008

photo by Tsuyo




ツヨ 「photo by いらねーからっ!」

マッピー 「よう、相方!!」

ツヨ 「つながりっ!! 前話とのつながりはっ!! なんやかんやあったはずだろっ!!!」

マッピー 「そうなんだよ、なんやかんやあってお前とここで合流できたってわけだ。」

ツヨ 「なんやかんやを要説明!! リレーの醍醐味が台無しっ!!」

マッピー 「まぁ、そう怒るなよフォトバイ~。」

ツヨ 「フォトバイ呼ばわりすんなし!」


説明しよう。
この物語は、ごくごく普通であくまで平均的な40歳の安部礼司がトレンドの荒波に揉まれる姿と、・・・

ツヨ 「ナレーション、五十嵐明か! ってか、誰もわかんねーし! だれもコメントで拾ってくんねーぞっ!」


説明しよう。
稲垣・香取ペアは、きりたんぽ鍋と今が旬のカブを使ったサラダで季節感あふれる二品。秋田美人の佐々・・・

ツヨ 「今度はビストロスマップのええ声ナレーションか!ゲストに佐々木希って設定とか、うっせー!!」


今度こそ、説明しよう!
お色気ムードのフリを台無しにされ、ponに喰らった上杉神社キックがマジ無理ぽなトコに入ったマッピー。
ちょっと引くくらい顔色が悪くなったけど、それを皆に見られると変な空気になってしまうことを察したマッピー。
急に尿意を催したっぽい素振りで、だけど顔は脂汗まみれでトイレに駆け込むマッピー。
偶然ポケットに入っていたサロンパスEXを、打った背中に介の字貼りしようとするマッピー。
でも一人ではなかなか介の字貼りは難しく、どうしても川の字貼りになってしまうマッピー。
一度は川の字貼りのままシャツを下ろすものの、どうしても納得いかなくて介の字貼りに再挑戦するマッピー。
何回も貼ったりはがしたりするから、なんかクチャっとなって粘着面が小汚くなってくるサロンパスEX。
でも新しいサロンパスEXを取り出さずに、くちゃくちゃな粘着面を懸命に伸ばそうとする物持ちは良い方のマッ

ツヨ 「そのくだり もういいよっ!!! 粘着面の詳細とか必要ないだろおおおおっ!!!」


あ、すみません、ちゃんとやります。
マッピーがトイレで一人そんなことをしていると、聞き覚えのある怪しげなアラーム音が。
その音を頼りに歩いてある部屋に入って行くと、ちょうど目覚めたツヨがそこにいたってわけだ。


マッピー 「ナレーションおつ! ってことで、意外と近くの部屋にいたのねん、相方。」

ツヨ 「登場に関してのドラマ性とか、あんましねーのな。 ってかよぉ、相方って呼ぶのやめろよな。」


説明しよう。
この二人、実はコンビを組むお笑い芸人だったのだ。
デビュー以来泣かず飛ばずで、年に十数回の地方営業に呼ばれるのがやっとという状態が続いて12年。
半年前にツヨがサラリーマンに転職し、マッピーはピン芸人になることを決意してコンビは解散。
解散後、二人が会うのは今日が初めてだった。


マッピー 「よくわかんねーけどさ、俺たちここでまた会うってのはなんか意味があるんじゃねーのかな?」

と、言いながらマッピーは例のメモをツヨに手渡した。

ツヨ 「ふんっ、救世主だかなんだか知らねーけど、とりあえずこの辛気臭い場所から出ようぜ」


その時だった!
二人に忍び寄る複数の影。



マッピー 「なぁ、相方。なんか変なの、いっぱい近寄ってきたぞ??」


司会者風 「どうも、司会の今田ゾンビです。まず一発目はこのコンビの登場だ!」


♪ガラガラガラガラガラガラガラ・・・

マッピー 「どうやらお約束のバトルタイムだぞ!」

ツヨ 「えーーー、、てかM-1の出囃子流すなよぉー。こうやって説明しないと全然伝わんねーぞ?」

マッピー 「いいからいいから!久しぶりにネタ、やっちゃおうよ相方!!」

ツヨ 「やだ!俺はもうお笑いはやめたの。もうリーマンなの!それに、どうしてもバトルとかやりたくないの!」

マッピー 「え?なんでよ? そこはリレーのお約束だもん、やるべきっしょ?」

ツヨ 「だってさ、ゾンビは笑わせて倒すんだろ?」

マッピー 「そうですね、そういう縛りになってますよ。」

ツヨ 「ってことはさ、自分で書いたネタをゾンビに笑わせるってことで、なんか自己満足の世界っていうか、、、」

マッピー 「ジコマン、大いに結構じゃないですか!」

ツヨ 「お前が言うとエロっぽいよ! 今後、広辞苑に載ってる単語の意味が変わっちゃうことを危惧するよ!」

マッピー 「いいね!その一個乗っけつっこみ!! 広辞苑のくだり、盛る必要性薄いもんね!」

ツヨ 「はずかしいとこ拾うんじゃないよ、まったく! ・・・とにかくな、俺はもうネタなんかやんねーからな。」

マッピー 「いいじゃん、人がどう思おうと。自分がおもしれーなぁ~って思うことを書いてゾンビ笑わそうよ!」

ツヨ 「いやさぁ、『クッタスの奴、そんなしょぼいので落としよった!』って思われんの、はずいじゃん?」

マッピー 「はぁ?そんなこと気にすんなよ!どんといけよ!!」

ツヨ 「だってさ、糸ようじとか井森ダンスにしたって本人発信じゃねーべ?」

マッピー 「ん、まぁ、そうだけど。」

ツヨ 「小生だって同僚の同僚の子だって、そーゆーこと考えてあんな感じにしたんだって、絶対。」

マッピー 「 ・・・。」

ツヨ 「アンカーのおじさんはともかく、みんな意外とちゃんとした大人だもん、そのくらいのことはわかるじゃん。」

マッピー 「・・・いや、もうさ、その辺のデリケートなトコ触れないでおこ?第6話から書く人、ナーバスになるし。」

ツヨ 「・・・あー。そっか、まだ何人かいるんだもんな。無駄にハードル上げちゃったな、、、反省。」

マッP 「ね!ってことで、仕切り直して参りましょうか!」

ツyo 「んー、でもやっぱりアレだなぁ。」

MAPPY 「いやいや、もう始めざるを得ませんよ!」

Tsuyo 「え、なんでよ?」

M 「ほらほら、僕たちの名前!変わってきたでしょ?」

T 「うわっ・・・この手法、どこかで見たことあるっ!」

M 「やりますかっ!」

T 「・・・んー、もうだいぶ前に出囃子鳴っちゃってるしな、しょーがな・・・」

ガラガラガラゴー♪

T 「まだ鳴ってたんかいっ!!」


勢いよくステージに出てきた二人。


T・M 「「はいどーも!!」」

M 「カランコロンカラーン ホット一つね。」

T 「登場していきなり喫茶店の設定かよっ!!」

M 「いえいえ、私ナースですけど?『尿瓶にホットな朝の一番搾りお願いね患者さん』に決まってるでしょ?」

T 「知らねーよ!! とりあえずは登場してきて俺らの自己紹介するってのが筋ってもんじゃねーの!?」

M 「うふふ、相変わらずガラ悪いな しばんちゃん。」

T 「誰がしばんちゃんだよ! アンタッチャブルの山崎しか使わない相方の呼び名使うんじゃないよ!」

M 「だって、それっぽい口調するからぁ~、マピヤマ困っちゃってぇ~~」

T 「お前もザキヤマっぽく言うんじゃねーよ! こっちはこっちでキャラ作りで迷走中なの! ほっとけよ!!」

M 「わかりましたよ、自己紹介しましょ、ね。 僕がボケのマッピーで、」

T 「そうそう、こちらがツッコミ担当のツヨっていうんです。 二人合わせて・・・」

T 「てぃ・・・         ええっ??」
M 「さぁさぁ皆さん、水掛け論のお時間ですよ。」

T 「ちょ、なんだよ!俺の『 二人合わせて 』返せよ! てか水掛け論って言うなや、漫才だろがいっ!」

M 「なんすか、二人合わせてっ! ほんのちょい決め顔で入りましたよね?二人あわせてっ!って、うぷぷっ」

T 「恥ずかしいわっ! 猛烈に恥ずかしいわっ! 早くうまいラーメン食べて、ほっこりした記事書きたいわ!」

M 「まぁまぁ、もこらないもこらない」

T 「怒らないだろが! 速水もこみち化するみたいに言うんじゃねーよ!料理に高い位置から塩振ったろか!」

M 「またも出ました、盛りツッコミ! もはや俳優より料理タレントになったもこみちさんを軽く説明したんですね」

T 「だからっ!お前が解説を加えることに比例して、俺の顔がどんどん赤く染まるのっ!」

M 「よっ!染之助・染太郎師匠!!」

T 「てきとーかっ! 俺、一人だし。 いつもより余計に赤らめておりますー、言うてる場合かっ!」

M 「・・・うん、まぁ、ははは。 今そういうの発表する場じゃないから、ね、ははは。」

T 「ちょ、おま!なんか空気読めない子を大人な感じで対処しようとすんなよ!とうとう俺の顔から出火すんぞ!」

M 「じゃ、やっぱり水掛け論で消火しましょうかね」

T 「いいかげんにしろっ! ・・・ってことで、、、」


二人 「TM NETWORKでしたっ!!」



今田ゾンビ 「はいっ!緊張した空気の中、1組目のコンビでした。えっと、松本ゾンビさんいかがでしたか?」

坊主不精髭ゾンビ 「最初ウロチョロしたなぁ~って感じですかねぇ。ま、1組目ですから85点ですけど。」

今田ゾンビ 「笑ってませんねぇ、残念。では巨ゾン師匠はいかがですか?」

ガチ怖ゾンビ 「松本君も言うたけどね、君ら登場までの尺長いわ。僕の弟子やったらホンマ、パンパンやで!」

今田ゾンビ 「なるほど、これは厳しいお言葉をいただきました。えぇ~、では上沼さんいかがでしたでしょう?」

おしゃべり厚塗りババァ 「いやぁ~~おもろかったわぁツッコミの彼の顔真っ赤っ赤で梅干しさんみたいやったやないのぉ普段アタシはおかげさまでフォアグラやのキャビアやの頂いてるでしょう彼の顔みてたらなんやたまには日の丸弁当みたいにあっさりしたもんもええかなぁ思うてしまいますよね今度おしゃべりクッキングでとりあげよかしらなんてことも思ったりほいで相方君の顔も東京もんのわりにシュッとしない感じが非常にたまらペチャクチャ」

今田ゾンビ 「・・・。(苦笑い)」 ドサッ

坊主不精髭 「・・・。(隣のしゃくれ委員長ゾンビと顔を見合わせて苦笑い)」 ドサッ

ポピーの相方 「・・・。(腕組みして首を横に振りながら苦笑い)」 ドサッ

おしゃべりクソババァ 「・・・あら、どないしたん皆さん?あたしの美貌にメロメロ?って おーっほっほ・・・」 ドサッ


マッピー 「・・・やったな、相方!!」

ツヨ 「いやいや、俺らが倒したんじゃねーし!!」





一方その頃、クッタスはツナ缶を開けて準備をしていた。


おもろなりたい。



クッタス 「(ふふふ、すべて順調だ。ここにアレがあれば・・・)」


その時、クッタスの目の前にポッカリと開いた穴が出現した。

穴から出てきたのはなんと・・・


クッタス 「おおおお!!!キタキターーーーー!!!!」

小生 「なにあいつ?雄たけび上げちゃって、えらくきしょいんですけどぉ」

pon 「見ちゃダメよ、ああいう子に係わるとメンドクサイ感じになるわよ」


クッタス 「いいか、お前らよく見ろ!! 伴子の能力でコレが送られてきたんだ!!」

小生 「あらやだ、 茄子??」


説明しよう。
伴子がアンデッドに放った『淫・クリ・Boom!』、その詳細とか効果はさっぱりわからない。
ただ風の噂によれば、その場にいたポウの鼻からおびただしい血が大洪水っちまったって話だ。
その鼻血エネルギーが茄子に形を変え、伴子の例の能力が手伝ってクッタスたちの元へ転送されたのだ。
よりにもよってなんで茄子なの?っていうニヤついた顔での疑問には当局は一切お応えしないシステムなのだ!


クッタス 「いいか、ちょっと待ってろ!!」

といって部屋に備え付けられた調理場に立つクッタス。



~ 5分後 ~

クッタス 「ほら、でけたぞ!」


おもろなりたい。


説明しよう。
クッタスチームは『ツナ缶とナスの甘じょっぱ炒め』1品で勝負。
ナス3本は適当な大きさに切り、ツナ缶の油を少し利用して一緒に中火にしたフライパンで軽く炒める。
酒、醤油、水は大さじ2、砂糖大さじ1、みりん小さじ2を合わせたものを入れ、弱火にしてふたをする。
ナスに火が通ったら、ふたを取って強火で煮詰めて完成だ。
今回は隣でカミさんが一部始終を観察しながらの調理なので、手の落書きは無しの方向で仕上げました。


ツヨ 「またビストロのナレーション出ちゃったよ!」

マッピー 「ちょいとイイ匂いに誘われて戻ってまいりました!」

相変わらず唐突な合流である。



クッタス 「さぁ、お食べなさい! 携帯の写真だから見た目はアレだけど、おかずにはもってこいだぜ!」

pon 「は、はぁ。」

そう言われても、ごはんなんかありゃしない。

クッタスのうざいテンションをよそに、みんなゲンナリ顔でお互いの顔をただただ見つめあうしかなかった。



こんな不毛なやり取りの中、ついに実験体 №007がその意識を目覚めさせようとしていたのだが、、、、


第6話へつづく。

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