セイシュン | flat3 football club 監督日記

flat3 football club 監督日記

街の片隅で細々と活動しているU-15のサッカークラブでした。

できるだけボールを蹴らずにサッカーが上達する方法をさがしていました。

今は「教えない指導」「教えない教育」の布教活動中です。


思いもよらず…

40数年ぶりに母校(高校)に行くことになった

40数年ぶりに乗ったその路線は
毎朝ちょっと気になる女の子が乗ってくることで心躍らせていた駅や
付き合い始めたばかりの彼女から突然別れを告げられ涙した駅などを通過して
「なつかしい」という言葉だけでは言い表せない感情に襲われていた

「アオハル」とか言う人もいるみたいだけど
セイシュンって……いいなぁとか
つくづく思った


当時のままの校舎に
当時のままの教室の窓

『あぁもうすぐ練習がはじまるなぁ』って
憂鬱な気分になりながら
先生の話も聞かずに
教室の窓からグラウンドを眺めてたっけ


朝と夜の電車にしか楽しみがなかった40数年前のアオハル時代を懐かしみながら
ちょっと気になっていた"あの子"は今どんな風になっているんだろうか
突然別れを告げた彼女は今どんな風になっているんだろうか

あの頃とまるで変わってしまった車窓の景色を眺めながら
バカみたいなことを考えたりした


何十年も経ってから振り返って笑える「青春」があるってとてもシアワセなこと

なんだか不思議な一日だったなぁ。