この数日、あまり宜しくない。
ちょっとした嫌なことが続く。
これは仕方のないことではありますが、
往来でよく人とぶつかります。
自分は長身であります。これは亡くなった母親が
どんな食事に対しても牛乳をこちらに強いた故なのだろうか。
言葉にするとどうということはありませんが、想像してください。
三食、牛乳であります。お米だろうが何だろうが牛乳であります。
すき焼きに牛乳はやめてくれ、と幼かった自分は言えませんでした。
おかげでひどく脆弱な胃腸です。すぐにお腹を壊します。
牛乳のためかどうか解りませんが骨格も大きい。
殊に肩幅があり、そのため電車で座る際などは
いつも窮屈な思いをしなければならぬ。
「あしたのジョー」の力石が暴走する豚の群れを
右に左にぬうようによけていく名シーンをご存じか?
人手の多いところへ出掛けると、自分も力石のように
右へ左へと忙しく人間の波を大袈裟に避けなければならない。
皆様、道をあまり譲ってはくれません。こちらがどんなに
避けても狭い道などでは肩と肩が触れる。
そしてこちらが謝るの繰り返し。
先日、どーんとぶつかりました。
自分はいつものとおり大袈裟に避けたのですが、
向こう様がまったく避けなかったため、ぶつかったというのが
本当のところであります。
「なんだよ?」と言われました。
自分は怒らない人間です。怒っても疲れるだけだからです。
男のヒステリーほど見苦しいものはないからです。
議論も嫌いです。議論しても無意味で虚しいからです。
しかしこの時は自分も思わず怒りました。
腹を立てると自分が馬鹿になったような心地を覚える。
嫌ですねえ。
そんな愚痴はやめに致します。
さて映画『メイドインヘブン』でございます。
これをご存じの方、そして好きな方は同士です。
というと大袈裟が過ぎます。
主演は若かりし頃のティモシーハットンさん。
ファンタジーであり(童心を失くした自分は
ファンタジーが苦手)恋愛物語でもあります。
天国で出会った主人公たちは愛情を実らせます。
二人はやがて現生に生まれ変わりますが、
再び出会うことはあるのか、再び愛情は芽生えるのか、
というような物語でございます。
先にも申し上げましたがファンタジーは苦手です。
それでもこの映画は素敵。
ティモシーハットンさんの寂しい表情が本当に
いい。ええ、本当にいい。
使用される楽曲も抜群であります。
「sly&the family stone」の「If you want me to say」
やら何やらとにかく……
主題曲も本当に素敵なんですね。
皆様、観てねとお薦めしたいところですが
自分も含め、現在借りることも買うことも
叶わないようです。
アメリカ、カナダ版のDVDは購入可能らしいの
ですが日本版は絶版のまま。
この映画が好きな方もそれなりにはいらっしゃる、
というより素敵な思い出映画として憶えていらっしゃるようなので
販売してもらいたいですね。
