体温 36℃






体温を計った後、寝落ちして起きたら テレビで散骨の話をしていた



思い出した


日本全国の火葬場からは、今日も放射性ストロンチウム90を含んだ煙が立ち昇っているのだ





『内部被曝』を心配するなら子どもじゃ無い 年寄りだよ




別のアメブロにコメントしてくれた、福島の事故当時ドイツ在住だった原子核物理学者氏に指摘されて「あ!」と言ったものだ



年寄りの骨に放射性ストロンチウムが含まれているのは知っていた

上野動物園で死んだ象のハナコの骨から放射性ストロンチウムが検出されたからだ



ハナコには、当然だが露路物の餌が与えられていた

アメリカがビキニ環礁で水素爆弾の実験をした時もね



人間の子どもでも露路物の食品を食べていたのは同じ事だ

お母さんもそうだ お母さんのおっぱいには放射性ストロンチウムが含まれていた




だから、大気中核実験が行なわれた時期以前に生まれた人の骨には放射性ストロンチウムが蓄積しているのだ

1954年のビキニ環礁での水爆実験が最も大規模だったとされているが、



大気圏内での核実験が行なわれていたのは1950年代から1960年代初頭のようだ


60代以降の人の骨には放射性ストロンチウムが含まれているだろう



ビキニ環礁の水素爆弾の影響が最も大きいだろうから、主として68才より上の人になるかな




骨も代謝して カルシウムと勘違いして取り込んでしまったストロンチウムも排出され続けているからどんどん減って来てはいるだろうが


象のハナコの骨から放射性ストロンチウムが検出されたと言う事は、

何十年も経過しても まだ検出できるほどの多量の放射性ストロンチウムが蓄積していたと言う事だ


大気中核実験が行なわれていた当時にね





ちなみに、福島第一原子力発電所の事故で放出されたのは放射性セシウムと放射性ヨウ素がほとんどだ

骨に蓄積する放射性ストロンチウムと一緒にしてはいけない




福島第一原子力発電所の事故当時、露路物の食品などほとんど流通していなかった

例えば、菌糸を伸ばして放射性物質をかき集めてしまうシイタケ等のキノコは廃棄された

だから、食品を通じて放射性物質を体内に取り込む機会は無かっただろう



福島の子ども達の放射性ヨウ素の取り込み量がチェルノービリ周辺の子ども達の1/100~1/30なのはそのためも有るだろう

科学者達は、日本人が海苔やワカメ昆布と言った海藻類を常食しているので「活性化ヨウ素剤を飲んでいるようなもの」だからと考えているようだが




放射性セシウムや放射性ヨウ素は、ある程度は呼吸によって体内に取り込まれてしまったが

放射性セシウムはどんどん排出されて、大人なら100日で半分、子どもなら10日赤ちゃんなら1日で半分になる


一時的に蓄積するのは筋肉だが、

皮膚と同じで一番放射線に強いのだ


私は、胸に放射線30グレイ(~30000ミリシーベルト)浴びているが皮膚が多少黒っぽくなった程度だった

筋肉の塊である心臓のがんは聞いた事が無かったが、一例だけ確認されているようだ

筋肉はがんになりにくいのだ



放射性ヨウ素は甲状腺に蓄積するが、放射性ヨウ素によるがんが問題になるのは子ども達

主として年少者だ 子ども達と言っても、現在では12才~24才になっている人達だ




福島の事故の後に産まれた子どもには何の関係も無い

放射性ヨウ素は8日で半分になってしまうから、1ヶ月も経ったら検出不能になってしまった




だから、福島の子ども達が、原子力発電所の事故による放射線/放射性物質のせいでがんになる事は無い




国連科学委員会は、「福島第一原子力発電所の事故(の放射線/放射性物質)による健康への影響は無い」

つまり今後何十年経っても と結論づけた


福島の事故の『10倍の放射性物質』が排出されたチェルノービリ原子力発電所の事故による人々の健康への影響は子ども達(主として年少者)の甲状腺がんの多発以外には無かったのだから当然だ



NHKは「肺がんを誘発するプルトニウム、骨に蓄積するストロンチウム」と放送していた

それ等を含む放射性物質がチェルノービリ周辺の野山や畑に降り注いだのだ



当時のNHKは今よりずっとマシだったが

放射性セシウムが体にどんな影響を及ぼすかについては触れなかった

プルトニウムやストロンチウムの方がはるかに問題だからだ



福島は放射性セシウムがほとんど

放射性ヨウ素もだが、1ヶ月も経つと測定不能なほどに少なくなってしまった


チェルノービリとは全く違う  その意味では日本は運が良かった





ちなみに、青森県六ヶ所村には大量のプルトニウムが貯蔵されている

貯蔵施設の耐震性はそれほど高く無い


福島第一原子力発電所の事故の前 自民党の代議士が役人に

「全電源喪失については考慮せずとも良い」と言うお墨付きを書かせていた 東京電力をはじめとする電力会社に対して



六ヶ所村のプルトニウム貯蔵施設の耐震性が脆弱なままにされているのは、それと似ているかもしれない





福島第一原子力発電所の事故の後、NHKはベラルーシの女医を招いて話を聞いていた

女医さんは、チェルノービリ事故によって周辺の人達に様々な影響が出ている可能性が有ると考えていて

子ども達を放射性物質による汚染が少ない地域に連れて行って『セシウム抜き』をやっていると言っていた



が、この人の口から チェルノービリの事故当時の子ども達(今では40代~50代)がどんな病気にかかったのかと言う具体的な話を聞く事は出来なかった

国連科学委員会の調査結果は、世界中の論文を精査して出された物なのだから、そんな事例があげられるわけも無い


まあイチャモンに近い




尚、

子どもなら、放射性セシウムは10日で半分になるからこそ『セシウム抜き』ができるのだ

そして、『セシウム抜き』が今でも有効なのは ー チェルノービリ周辺では、今でも露路物の食品を食べている、食べざるをえない ー からだ




日本人が、例えば福島の帰還困難区域で採れた露路物の食品を食べる機会が有るか?

ちなみに、超高感度の検出器を使うと、東日本産の食品よりも西日本産の食品の方が放射性セシウムの含有量は多い おそらくは韓国産の食品の方がもっと…


でも、魚由来のポロニウムによる放射線は、私達の体から50ベックレル(毎秒50個の電子)放出されている(放射性カリウムと放射性炭素から数千ベックレル)だ

私達は毎日それ等の放射性物質によって内部被曝している


だから、 それ等よりはるかに微量の放射線しか出していない ごくごく微量の放射性セシウムしか含まれていない食品をいくら食べても それ等からの放射線など無視できるレベルにしか過ぎない






『内部被曝』の心配をするなら、お年寄りの心配をしましょう ね ー 放射能恐怖症/放射能恐怖教の人