はぁ、まだあった。
どうやったら、その粘っこい纏わりつくような笑い方が出来るのだろうか。疑問でしかない。文字にすると、ぬっふぅ〜んっ、ふっふっふっ~、みたいな感じ?コロッコロ乾いた笑い方がサバサバ系だとすると、彼女の笑い方はめちゃめちゃ粘度のある何とも言えない湿度をはらむ。そしてフロアに響き渡る音量だ。ハイ、頗るうるさいっす。
気になりだしたら止まらいシリーズで、もう煩くて煩くて顔をしかめるレベルである。この粘度笑いはある意味色っぽく、ぶりっ子具合も200%の仕上がりだ。そこへの嫉妬ではない事をここで吐き出そう。そうではない。そして私は彼女を苦手ではない。行き会えば話すくらいの後輩だからだ。
が、それとコレとは別にあの声色は頂けない。点在する女性の中で、あれだけ個性的なトーンはないし、しかも雑談も長いので、始まりだしたら暫く止まらない、ずーっとずーっとぬふぬふ続く。私の脳内は、うるっせーなのストレスが生まれてしまう。
他部署含むそこかしこでヒアリングしても、ここも煩い(人いる)よ~と、言っているし、そういうもんだと思って鈍感力を磨かねばなるまい。ふむ、試練だ。