PRSがフェンダーストラトもどきのSilver Skyを出した時はびっくりしましたが、早くも?SEで出ました。

 

左が本家で右がSEです。

なかなかにクリソツです笑。

 

 

ぱっと見で違うのは、

ヘッドにSEのロゴがあるか否か。

トラスロッドカバーが本家は溝に沿って埋め込まれてるのに対し、SEは通常のPRSギターのような丸みのある三角形の蓋。

トレモロブリッジが本家は6点支持なのに対し、SEは2点支持。

あたりでしょうか。

 

見えない/判り難い部分をカタログスペックで確認すると、

ボディ材が本家はアルダーなのに対し、SEはポプラ。

指板Rが本家は7.25インチなのに対し、SEは8.5インチ。

(7.25インチはフェンダーのヴィンテージ系と同じであるが、8.5インチはフェンダーのモダン系よりはきつい)

ペグが本家はロックタイプなのに対し、SEは非ロックタイプ。

ナットが本家は骨(たぶん牛骨でしょう)なのに対し、SEは合成骨。

ピックアップの主の型番は635JMと同じものの、SEには"S"が付く。

指板幅はボディ結合部は同じものの、ナット部はSEが少し狭い。

 

指板R違いやナット部の幅違いはStudent EditionであるSEを考慮してのことでしょうか。


その他の違いとして、

本家は指板をメイプルとローズウッドで選べるが、SEはローズウッドのみ。

両者で同じ色は無い。(遠目でもどっちか判っちゃう笑)

 

画像ではSEのネックが短く見えますが同じ25.5インチスケールです。

 

ボディについてSEはソリッドボディと記載がありました。

本家は当然ソリッドボディでしょうが、PRSのことだから1枚板ではないかと想像します。

そこがSEはソリッドボディではあってもの2枚か3枚の張り合わせで、かつポプラ材を採用してコストダウンしてるのかな、と思います。
他ではピックアップや金属パーツもコストダウン対象でしょうし、それに加えて米国外生産もですね。

 

オフィシャルサイトでは国内出荷は2月以降の案内がありました。

なので国内での価格は不明ですが、$900と表記しているYoutube動画がありましたので、他のSEモデルと同等なのでしょう。

 

しかし、本家モデルを追うようにSEモデルで出すPRSの商法は定番になってる感じです。

本家で売れたモデルはSEで出しても売れるだろう、って予測が立つからなのかな。

謎なのは、SEが出る頃には本家モデルがディスコンもしくはそれに近い状態になっている場合がありがちなことです。

Silver Skyにはその気配ありませんが。

買いやすいSEで出てるのに、高価過ぎる本家なんてあえて買わねーよっ!、という購入側の心理を読んでのこと?笑。

 

以下は自身のモデルとしてSilver Skyを開発、使用するJohn Mayer氏による紹介です。

 

以下はPRSチェンネルでの紹介です。

こちらの方が音が良い感じ笑。