先日、一級建築士の方と話す機会がありました。

私がその方に聞いたのが、建築士として一流になる人の共通点について。


PCやスマホにOSとアプリがあるように、人間の能力にもOSとアプリがありますよね。

ここで言うアプリとは専門能力のことであり、OSはそれを支える根本の基礎能力です。

私が聞いたのは、このOSについてです。



「建築士で結果をだすために必要なOS能力って、なにですか?」

「まだ形にならなっていない無形のものを、イメージさせる力ですね。建築したい建造物というのは、企画が通る前は図面上にしか存在しないわけですが、その状態でオーナーのOKをもらわないといけないわけですよ」



まさにプレゼンテーション。

そして、これは単に表現力があるというだけの話ではなさそうです。

建築士として、図面が引けるだけではなく、あまたの中にありありとイメージが描けるからこそ、その魅力を表現しきることができる。

逆に頭の中のイメージがぼんやりしていると、ディティールが言葉で描けない。



いかがでしょうか?

もしあなたが無形のサービスを扱っているとしたら、自分のことばが受け手に対して「サービス提供後の成果物」をどれだけ表現しきれているか、チェックしてみてはいかがでしょう。