見安さもあってか、時間の尺が短いからか?日本映画の鑑賞本数が増えています乙女のトキメキ

 

観たいとか関心があるから…というより、BGM的に何かしながら見る感じでしょうか。

まぁ、今、人気の役者が主役の青春映画の類ですね。

 

そんな中、久しぶりにガツンとパンチのあるフランス映画を観ました。

 

これぞ、フランスだよねぇって嬉しくなりましたラブラブ

鑑賞後、なんとも言えないソワソワする感じ、このモヤモヤ感がフランス映画って、ずっとひたひたと残るのがいいですパー

 

EVA

 

邦題も同じく『エヴァ』

日本語での公式サイトもあります。

ご関心のある方はこちらにどうぞルンルン

 

すべての画像はお借りしました。

 

 

ハドリー・チェイスの原作小説を映画化したこちらの作品。

タイトルのエヴァとはまさにファムファタルで、関わった者の運命を知らず、知らず陥れてしまうの。

 

公式サイトからコピペしたストーリーはこちらです。

 

新進作家の美しい男ベルトランは、盗作した作品をもとにパリでのし上がっていく。

当然2作目を期待されるがペンは進まず、出資者からは矢の催促が。


そこで執筆の為、アルプスはアヌシーの別荘に行くと、吹雪で立ち往生した男女が窓ガラスを割り中でくつろいでいた。

腹を立てたベルトランは、バスタブにつかっていた娼婦エヴァに文句を言おうと近寄るが、一瞬で彼女に心を奪われてしまう。

 

次作の題材という理由で、その後もエヴァに近づくが、冷たくあしらわれ苛立ちを募らせていく。

ベルトランの婚約者はエヴァと彼の関係を疑い、彼の出資者までがエヴァに近づこうとする。

そうして、周囲の人々も巻き込み、彼らは官能と破滅の道を突き進んでゆく――。

 

主人公のベルトランには、現在のフランス男優の中でも、整った顔立ちでありながら、どこか狂気をはらんだ暗さのあるギャスパー・ウリエル乙女のトキメキ

 

このベルトラン、かつては自分の身体を売っていた男娼でした。

自分を指名したかつての大作家の部屋に行ったところ、突然の発作で作家が亡くなってしまうの。

迷った末に、彼が書き上げた作品を持ち出し、自分の作品として発表キラキラ

いきなり、新進気鋭の作家として持ち上げられ、そのおかげで婚約者もでき、将来が有望される身分となります。

 

周囲が期待しますが、もちろん次回作ができるわけもないですよねアセアセ

あーだ、こーだとごねて、出版社から前借をしつつ、裕福な婚約者と共同生活をしていたときに、エヴァとセンセーショナルな出会いをしまう。

 

このエヴァを演ずるのが、あらゆる悪女を演じ分けてきた(笑)イザベル・ユペール先生です!

 

今回も高級娼婦役。

まぁ、娼婦役なのである程度、決まってきてしまうのかもしれないけれど、まったく違う作品で演じていた娼婦役とメイク、ヘア、小道具などが似通っていて、ふむと唸ってしまった。

顧客のニーズに応えると、こうなっちゃうのでしょうね(←その別作品では、セーラー服にダボダボハイソックスというJK姿も披露していますびっくり

 

 

例えば、ウィッグはおかっぱボブのウィッグ。

はっきりしすぎるアイメイクに、リップは真っ赤。

もちろん口角は下がっていますてへぺろ

レザー素材のミニスカートにブーツといういで立ちが多かったわぁ。

 

これが私の知らないその業界で標準だとしたら、ここは文句をつけられないですね。

 

書きあぐねていたベルトランは、エヴァへの好奇心もあり、どんどんとのめり込むように彼女と時間を過ごすの。

そして、この会話を次回作にしようと出資者レジスに伝え、その資金さえ出してもらうの。

 

このレジスを演ずるのはリシャール・ベりラブラブ

悲劇も喜劇もどちらもいけるし、渋さと格好良さとそして時にキュートで大好きな役者さんですチョキ

彼がメガフォンを取った『Moi César, 10 ans 1/2, 1m39』はよかったですよ。

 

せつないのが、このレジス。

演劇界や出版界に顔が利くのですが、同じ業界で優秀なベルトランの婚約者カロリーヌに想いを寄せているの。

そして、その想いを口にしたのが、エヴァでした。

客としてエヴァにコンタクトを取ったの(実はベルトランから教えてもらっています、はい)

 

ベルトランの周囲の誰をも不幸にしていくエヴァ。

もちろん、彼女が仕組んだわけではないのが怖いよねぇ。

 

自分の次回作に期待していたサポーターのレジス、婚約者のカロリーヌを失い、すべてをなくしたベルトランは、その復讐をどういう形でとるのでしょうか?

 

こちらがオフィシャル・トレーラーです。

 

さて、周囲でも

 

フランス映画はよくわからない

 

とか

 

フランス映画にはオチがない

 

などという意見を耳にします。

 

私からすると、そういう姿こそがフランス映画の神髄キラキラで思っちゃうフランス

子供向け以外の作品を除いて、フランス映画にわかりやすさやオチを求めるのは、野暮以外の何物でもないかなぁ照れ

 

分からないなら分からないことを堪能し、なぜわからないんだろう?とその解の出ない状況を楽しむのが一番です、はいグラサン

 

 

 

いつも口角が下がっているエヴァかといえば、さにあらず。

このような商売をしていても、愛するのは今、服役中の夫だけと公言するし、実際、夫と一緒にいるときの表情は柔らかく、そして優しいまなざしであります。

このあたりの強弱のつけ方のうまさと見事さが、イザベル・ユペールへ真骨頂なのかもしれない。

 

 

いつも拙ブログにお越しくださってありがとうございます。

 

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