宇宙ベンチャー「スペースX」は19日未明(日本時間同日夕)、民間企業の宇宙船としては初めて国際宇宙ステーションへのドッキングを目指す無人補給機ドラゴンの打ち上げを予定時刻の0.5秒前に中止した。
自社のファルコン9ロケットのエンジン点火後に燃焼室の圧力異常が検知されたことが理由。同社は詳しい原因を調べているが、打ち上げは22日以降になる見通し。
同社によると、1段目にある束ねた9個のエンジンのうちの一つに異常が検知されたため、自動的に燃料供給が停止した。ロケットはエンジンを点火した後に、全てのエンジンに異常がないかを確認、発射台から切り離される仕組みとなっている。
出典:USFL.COM