昔、古本屋さんになりたかったエニシアの市川です。
なぜか中学生の時に色々な古本屋さんを回るのがすごく好きだったんです。
一生懸命自転車をこいで色んなお店を見に行ったな~。
古本屋さんの臭いや、自分が生まれていない時に出ていたような本が置いてあることにすごく感動しました。私は昭和57年生まれなんですけど、古本屋さんに行くと昭和30年に出版された本も置いてあります。
そんなにも前に出版された本がまだ捨てられずに、色々な人の手を渡って、そこのお店の棚に収まっていて、自分も手に取ることが出来るってすごいロマンを感じます。
古本屋さんって2種類あって、希少価値などは考えずに、どれくらい新しいのか、人気があるのかで値付けしているお店と希少価値を考えて値付けをしているお店があります。
だから希少価値を知っている古本屋さんの店長さんに、どんな本であれば高く買い取ってくれるのかを聞いて、他の古本屋さんを回って、価値を知らない古本屋さんが安く販売をしていたらそれを購入して、高く買い取ってくれる古本屋さんで高く売るということを行っていました。
今から振り返ってみると、他の方がやっている仕事にすごく関心があるんだなと思います。
今もすごくお客様や協力パートナーさんのお仕事にすごく関心があります。
・普段どんなお仕事をされていて
・どんなお客さんと
・どんな風に仕事をしているのかな
・どんな時に喜びを感じられるのかな
なんてことを考えています。
だから、お客様とお仕事をするとその分野のことについてすごく関心を持って仕事の枠を超えて、夢中になって調べたり、そのお客さんがやっているイベントに参加したりします。
例えば、
お客様で時計屋さんがいるのですが、時計の仕組みについて調べてみたり、今度は諏訪湖時の科学館に行って時計づくりの体験をしてきたいと思っています。
文具屋さんの場合は万年筆にはまって万年筆だけではなく、メンテナンス方法からインクまで研究をしています。
旅行会社さんの場合は、その旅行会社さんのツアーに参加してみたり…
カメラマンさんとお仕事ご一緒する場合は、自分もカメラを購入して勉強をしてみたり…。
他にもいっぱいあります。
関心を持ったらあまり後先考えずにお金も時間も使う方ですが、お客さんやパートナーさんが取り組まれていることを知ることが出来たり、一緒の空間を共有することが出来たりしてすごく楽しいです。
お客様のことを100パーセント知ることは出来ないかもしれませんが、好きになる、関心を持つこと、自分がお客さんになって体験してみる事ってすごく大切です。
対お客様では分からないことでも、お客様のお客様になってみることで分かること、ご提案出来る事ってまたたくさん出てきます。