中部国際空港-セントレア-開港 | ホームページ改善、ITでお悩みのことなら「エニシア」 市川武史の奮闘記

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買い手に売り手や作り手の想いが伝わる「温かな消費」を創造していきます。また「買い手」が温かな気持ちになり、その空気感が家族や友人などに波及していくような温かな社会をお客様と共創します。

東海地区に住んでいる人以外はあんまり
興味を持たないかもしれませんが、中部国際空港
が開港しましたね。
このニュース自体にはあまり興味を持たなかったんだけど…。
というのも、あまり旅行には行かないし、空港のシステム
の知識があまりにもないのよね…。
でも、ひとつ思い出したことがあって書いてみる
ことにしました。

もう、あれは2年くらい前になるのかな。

AJU・障害者自立の家に取材をしにいったことがあるんだ。
AJUを知らない人がほとんどだからAJUについて説明を
しておくと、障害者が誰かに仕事をもらう、誰かに社会を
変えていってもらうというかたちではなくて、
障害者という立場から色々なことを思料し、自分たちにしか
出来ない仕事をして、社会に役立っていこう。

つまり、自立と社会貢献のふたつの視点で行動を起こしている
障害者の人が集まった「家」なんですね。

AJUは何の略かというと「愛の実行運動」の頭文字をとったらしい。

愛の実行運動とは、元南山大学理事長であり、ドイツ人宣教師の故ゲオルグ・ゲマインダ師が高度成長を続ける日本で、「日本人の一番大切なものを日本人が忘れ、どこかへ置き去られようとしている。今日本人がそのことを気づくべきだ」って説いていたんだって。

そのAJUでお話を聞かせて頂いた人から、AJUにいる人は
中部国際空港のユニバーサルデザインの作成をしているって
ことを聞いたんだ。
僕ははじめてその時、「ユニバーサルデザイン」という言葉を
聞いた。
ユニバーサルデザインっていうのは、ユニバーサル=普遍的な、
全体の、という言葉が示しているように、
「すべての人のためのデザイン」
を意味していて、年齢や障害の有無などにかかわらず、最初から
できるだけ多くの人が利用可能であるようにデザインする
ことをいうんだ。

その時、そのお話を聞かせてもらった人からこんなお話を
聞かせてもらったんです。

「障害者にやさしい社会と聞いても、健常者は自分のことと
 つなげて考えることは難しいとは思うんだけど、人は誰しも
 年をとって、体が思うように動きにくくなってくる。それに
 誰でも事故などで体に障害をもつ可能性はあるんだよ。誰でも
 体は動きにくくなる。だからこそ、誰にでも生活しやすい
 社会、つまりユニバーサルデザインを社会にどんどん導入
 していくべきなんだ。」

というお話を聞かせてもらいました。

なるほど、たしかに僕らはなかなか自分が車いすに乗っている
ところはイメージしにくいけど、いつかは誰もが体が動きに
くくなるんだなと思いました。
それで、中部国際空港はどんな空港になるのかっていう
ことに興味を持っていたんだけど、ホームページを
見たけど、自分の目で確かめたわけではないし実際に
どうなっているのかが分からないから意見を言うのは
やめておこう。
来週の21日に行くと思うからその時に色々と見てきます(*^^;;

ユニバーサルデザイン-誰にでも住みやすい社会-これは交通機関や
建築物などの物理的な面だけではなく、価値観など精神面においても
これからの日本のキーワードになるのではないだろうか。