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よ 夜な夜なの呪いの釘が胸穿ち 血を吸い上げる悪夢続きて
た 誰一人信じうるものおらずして 疑いの目が日ごと募りて
れ 冷血がやがてその身に染み渡り 肌の色さえ紫となり
そ 卒爾とは思えど脱ぐか一肌を 呪われしわけ突き止めたきと
つ 告げたればうれし涙の溢れ出て 倒れ込みたる我が腕の中
ね 懇ろに思い通わす一時は 我を忘れる歓びとなり