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け 芥子の花揺れる姿にわれ重ね 思いの届くその日を待ちて
ふ 振り向いて重ねた視線温かく つなぐその手を強く握られ
こ 格子戸に伸びる日陰が悲しくて さめざめ泣いた夏の夕暮れ
え 絵のように景色はっきり甦る 影踏み歩く夕暮れの道
て 鉄路まで無言で歩いた夕暮れは 消えることなく胸に刻まれ