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アメリカカリフォルニア州サンフランシスコの
ベイエリアに1997年から住んでいる
タコです。
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あなたは海外で暮らすわたしの心の支えだったよ。シバ子、安らかに。。。
えっ。。Six が sexに聞こえて仕方がない。〜 日本語よりも音の種類が多い英語と格闘の日々!
【初動画でお送りします♡】日本語カタカナ・英語レッスン!!from California
今日はわたしのアメリカ人夫の本音独り言の紹介です。
これは夫と私が神戸の両親の家に行った時の話で、それを聞いた私は「実感こもっているな。。。」プッ、とつい笑ってしまいました。
夫の独り言
「えっ。みんな、どうしてあんなに早いんだ。。日本で住もうと思ったら、まずは靴の脱ぎ履きの練習からかも。。。」
です。
日本に行った時の滞在先は私の神戸の実家です。
その時も実家に滞在中で、私の両親と一緒に出かけることになりました。
「それじゃ、準備もできたし、そろそろ出かけようか。。。」
と父も母も私たちと一緒に玄関に向かいます。
両親二人とも、居間から廊下を歩きそのまま、すすす・・・っと玄関を降りて、止まるか止まらないかの速さで靴を履き、ドアを開けて玄関の外で立っています。
が、私の夫といえば、まずはドッカっと、床にお尻をつけて(体操座り状態)座ります。
そして、まずは靴紐を1つ1つほどき。その後、靴を履きます。
そして、また1つ1つ靴紐を締めて結びます。
そして立ち上がります。
(実は、床から立ち上がる事自体、普段の生活であまりないので、結構本人は大変な思いをしながら、立ち上がっていると思います。)
この間1分~2分はかかります。
実家の玄関は狭いので、大きな体の夫がドカッと座ると、それだけで他の人が通れなくなります。
そんな風景を靴を早々に履き終えた両親が(珍しそうに)微笑ましく眺めています。
もちろん、両親は「遅いな、こいつ。。」などとは思っていません。。
が、その視線を夫は背中にチクチクと感じたのか。。
「オ・・・オレが、待たせてしまっているのか。。。」
と大慌てで靴を履こうとするものの、全く効果がありません。
アメリカは日本のように靴の脱ぎ履きの回数が少ないです。
朝起きたら、夜シャワーに入るまでや、寝るまで靴を脱がずにそままの人も多いです。
そのためか、靴の脱ぎ履きに時間が多少かかっても気にならず、ましてや「靴をさっさと履こう」とその方法を身につけようともないのかもしれません。
一般的にアメリカの家は「ここが玄関です」という特定の場所がなく、靴を履く時は自分の寝室、もしくは居間やダイニングの椅子に座って靴を履いたりします。
広い場所で履き慣れているのも日本との違いかもしれません。
上に書いた独り言は、このように夫が日本人の靴履きの早さを実感して、おののいた瞬間の言葉です。
ちなみに、我が家では玄関ドアあたりに「ここが我が家の玄関なので、靴はここで脱ぎましょう!」とマットを敷いて即席玄関土間を設けています。
そうしていても、靴のまま家の中を歩き回るので危険、危険。いつも監視が必要です。
今日は、アメリカ人のあるあるネタでした〜〜。