前々回はpHの値による割合、

 

前回は次亜塩素酸水の種類として表を示しましたが、

 

色々と用語が登場してきましたので、難しいことを抜きに簡単な説明をします。

 

 

1.pH

  皆さんにとっては酸性かアルカリ性であるかの指標としておなじみだと思います。

  私達の肌は弱酸性であり、体液は弱アルカリ性(血液等)です。

 

2.塩素(ガス)

  pH5を下回ると徐々に発生します。特にpH4以下では皮膚、目等に刺激を感じるほどに

  なるため、注意が必要です。  

 

3.次亜塩素酸

  次亜塩素酸「水」ではありません。

  酸化作用によりウイルス、細菌類に対して広く有効に作用し殺菌してくれます。

  (こちらは次亜塩素酸ナトリウムの説明のときに詳述)

  pH5.0のときに100%存在し、それを起点として酸性、もしくはアルカリ性になることで

  徐々に割合は少なくなります。

 

4.次亜塩素酸イオン

  次亜塩素酸「水」でもなければ、次亜塩素酸とも違います。

  次亜塩素酸水のこと調べるとこの言葉が冠に付く用語が既に3つも登場するので

  混乱してしまうと思います。

  pH5.0からアルカリ性になることで割合が増えていきます。

 

  一言、次亜塩素酸イオンは次亜塩素酸よりも殺菌力は劣ります

  これだけ覚えていてください。

 

5.次亜塩素酸ナトリウム

  これが次亜塩素酸「水」と混同、同一視されているものですので、

  次回しっかりとお伝えします。