「電磁波兵器最先端」(1) | 電磁波攻撃、電磁波を使った拷問・人体実験、モルゲロン、ナノチップによる脳の完全支配、「マインドコントロール」などについて

電磁波攻撃、電磁波を使った拷問・人体実験、モルゲロン、ナノチップによる脳の完全支配、「マインドコントロール」などについて

「集団ストーカー」は、人工衛星を使って人を遠隔操作する軍事技術によって行われています。一旦、ケムトレイルで撒かれているナノチップを体内に取り込んでしまえば、その人は脳の機能を乗っ取られ、無意識のうちに体を動かされて「集団ストーカー加害者」にされます。

「電磁波兵器最先端」(1)
(かつて存在した『パナウェーブ研究所』のHPより転載)

これらの記事のURLは、
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でした。




1.ロシア戦略ミサイル迎撃兵器-米に共同実験提案ヘ
 
 先日、TVでおもしろい科学ドラマ(BLACKOUT)を放映するとの情報を得た。深夜で、しかもTV朝日であった為、とまどいつつ見た(一テーマを二回で完結する形式で、最先端科学犯罪を、警視庁の科学授査課〔仮称〕が、扱うといったストーリーである)。私が見たのは、どうやら第一話であったが、なんとプラズマ兵器による連続殺人事件だった。大槻教授が登場し、某国でのプラズマ兵器開発や、携帯プラズマ発射装置についてコメントしている(このプラズマとは、複数の高周波の交差によつて発生する。もともとこの現象を米国のベアデン〔スカラー波提唱者〕が注目し、旧ソ連の最新兵器と指摘したのである)。

 この連続殺人事件は、日中突然人が焼失するといったもので、犯人は、パソコンネットで情報を得た小学生であり、気象衛星のデータベースに侵入し、プラズマ発射最適気象条件を割り出して、一般人を光センサーによつてターゲテイングし、攻撃するといった衝撃的な内容だった。

 このプラズマ兵器は、宇宙人ユミットをして、核兵器を凌ぐ最終兵器であると警告を受けている。最近では、オウムが、レーザー兵器開発と並行してプラズマ兵器開発も行なっていたらしく、にわかに電磁兵器が脚光を浴びるようになってきた。

 先のドラマを見て、そのリアリティから、ついにこういう時代になったかと思う。ただ言うまでもないが私たち正しく科学を学ぶ者が、注意しなければならないのが、こういった電磁兵器が左翼陣営の手中にあり、今もって大いなる野望達成の手段として用いられているこの事実である。その意味でプラズマ兵器、またはベアデンや、マトリックス(スカラー波を非ヘルツ波として紹介している書)を取り上げる日本の研究者(飛鳥氏、実藤氏、木下氏)は、リベラルであったり、新興宗教関連者だったりと私たちにとっては、たいへん残念である。

 前回の科学トピックス掲載後、プラズマ兵器開発に関する新聞記事があった。大変興味深いものなので、今回はそれを紹介しようと思う。

 エリツィン・ロシア大統領は三日からカナダ・バンクーバーで行なわれる米ロ首脳会談で、極秘裡に開発されたロシア製兵器「プラズマ・ビーム砲」を用いての戦略ミサイル迎撃実験を米ロ合同で行なうようクリントン大統領に提案する見通しである。

 イズベスチア紙が一日報じた。「トラスト(信頼)」と付けられた迎撃実験は、エリツィン大統領の呼びかけに基づき昨年から米ロ共同研究が始動した「対限定ミサイル攻撃防衛網(GPALS)」構想の一環として提起される模様だ同紙によると、ロシア側は、米戦略防衛構想(SDI)枠内のミサイル迎撃実験が行なわれた太平洋のクエゼリン環礁を実験拠点に見込んでいる。陸上基地、洋上のエネルギー発生装置から高度に集積したプラズマを"弾丸"として発射。飛来するミサイル弾道を高度20~50キロで破壊する。

 この計画には、かつて核弾頭製造に携わった秘密都市アザマス16の「実験物理学研究所」など各軍事技術開発機関が参画している。同兵器開発で「先行している」ロシアが主要部分を担当、米国には資金のほかコンピューター技術の提供を要請したい意向だ。

 ロシア側は、この兵器の開発が「既に屋外実験の段階に達している」とした上で、米口合同で開発すれば米国独自開発の場合に要する費用の百分の一(三億ドル)で済む、と主張している。旧ソ連軍部が、エネルギー密度の極めて高い、電離した温ガスであるプラズマの兵器利用に取り組んでいた事実は早くから知られていた。だが、「プラズマ・ビーム砲」の開発がどこまで進んでいるかは未確認。(後略)(「読売新聞」平成5年4月2日朝刊より)
(補足‥「産経新聞」平成5年4月3日朝刊にも同様の記事あり)

 戦略上、敵に対しその施設、人命等への被害を最小限にとどめ戦闘不能にさせる目的を達成するのがノンリーサル・ウエポンである。日本の三大紙の国際面に堂々とこのような記事が掲載されていたこと自体驚きに値するが、旧ソ連時代から既にプラズマ兵器を所有していた可能性が高く、世界の共産化に一役買っていたかもしれない。これについては、次回触れようと思うが、ここでキーポントになるのは、リーサル・ウエポン(殺戦性兵器)とノンリーサル・ウエポン(非殺戦性兵器)の境界。もうひとつはマックスウエルの電磁方程式にある、距離の二乗に反比例して減衰する電磁波とそうでないもの、この二点である。

 それは多種に汲ぶが、そのなかで、電磁波兵器からみれば、マイクロウェーブ兵器、電磁パルス兵器、低周波発生兵器があげられている。これは主に計器類の制御装置にダメージを与えるが、マイクロウェーブは、人体に発熱をおこすことが確認されている。低周波発生器においては、建造物を通過し、内部の人間の生理現象に不調を与え、戦意を喪失させる。

 では、人体に対するする攻撃を考えてみよう。もし、これら電磁兵器で攻撃するならば問題が起こる。第一に発生出力の問題(かなりの電源が必要)、第二に電波管理法の問題、第三に発射照準の問題(遮穀物)、第四にシールドが、比較的容易であることがあげられる。当初は、この電磁波対策が検討され電磁シールドが使用されたということだが、無効に終わっている。その後、攻撃の正体が明らかになった。「敵の目的は、証拠を残さず暗殺することである。それは回りに悟られず弱い毒をもって、少しずつ体を弱らせて殺すような完全犯罪を狙っている。そのために、社会的に凶器とは認知されてないものを使用することが必要となった。」

 まさに社会に凶器と認知されていないもの、これがスカラー波発生器なのである。 これはテスラーが浸透性の強い電磁波として使ったといわれる、いわゆるテスラー波に端を発するといわれ、旧ソ連がいち早く研究開発に着手した。(そのことは、近年米国の科学者が、ロシアのアルザマスにある研究所を訪問した際にもそれらの研究が進んでいることを確認している)。ここでスカラー波発生器そのものに深く触れることは今回は避けることにするが、扱っている攻撃兵器は、その目的上ノンリーサルウエポンであり(致死性兵器使用の場合は事件性を帯びてしまい目的が果たせない)、対生物兵器であり、現在の電磁兵器のカテゴリーにまだ登場していない極秘兵器である。

 これが各国要人への攻撃に使用されているとの警鐘がなされたが、まさにそれは、今後拡大していくだろう。早急にスカラー波攻撃の問題が、社会に正しく認識されることを願いたい。

〔いままで紹介してきた実用段階にあるプラズマ兵器は、その性質上致死性兵器であり、対戦闘兵器を主体にしている。その発射には、大出力の高周波ビームを必要とし、プラズマの発生には一億ワット/加以上の出力密度、101000ジュール/加以上のエネルギー密度を必要とすると言われる。プラズマ状龍山のなかで多数の電磁波が交差しており180度位相がずれた電磁波が重なると打ち消し合って現代物理では、ゼロの状態であるとしているが、ベクトルではなくスカラー(量)として存在すると欧米の研究者が指摘した。スカラー波発生手段はこのほかにも存在するとされている(スカラー波の搬送波が電磁波であると言われることや、スカラー波そのものからの二次放射が電磁波であるため、スカラー波発射に関して電磁波との関連については充分考慮に入れる必要がある)。プラズマ兵器の場合は副次的にスカラー波が発生しており兵器としては、その熱量や発生時に生じる爆風によつてダメージを与える。〕

参考文献  殺さない兵器 江畑謙介(光文社1995年)



2.高圧線下でミステリーサークル発生

  情報源は、ミステリーサークル研究者からのものだが、時は1991年6月28日、場所は北海道滝川となっている。発生状況は、高圧線下の麦畑で、丸いオーソドックスなミステリーサークルである。麦は元の高さ80cmで、折れるのではなく、曲がっていたという。地元新開に載った近くの高校物理教諭のコメント「高圧線の影響で、静電気による空気のイオン化が起こり、プラズマ現象(注)が起きた可能性がある。」研究熱心なる読者は気付かれたと思うが、これは巧妙なるプラズマ致死性兵器への警告を改めて認識する必要があろう。そしてアンテナ工作に断固立ち向かい、社会問題として提起しなけれはならない。

(注)プラズマの発生のさせ方と環境次第で、ミステリーサークルが発することが、シミュレーションによりわかっており、それに基づく見解と思われる。

 スカラーとは方向を持たない量を意味し、ベクトル(方向を持った量)の対義語である。スカラー電磁理論において、スカラー波は、ポテンシャル(潜在的)電磁波として扱われている。スカラー波を理解するうえで、スカラー電磁理論提唱者トーマス・E・ベアデンの存在はさけて通れない。今回は1950年代から、モスクワの米大使館でおこった旧ソ連による、電磁波照射事件や、ベアデンの主張を紹介し、スカラー波による対生物戦の片鱗をのぞいてみたい。



3.電磁波攻撃に晒されたモスクワ米大使館

 1952年にモスクワの米大使館で、マイクロ・ウェーブを利用した盗聴装置が発見された。これは共振現象を利用したもので、金属カプセルにマイクロ・ウェーブを当てて共振させ、不可聴性周波数(230メガヘルツ)を発生させる。それを受信機で取り出して盗聴しょうという仕組みである。カプセルはソ連から米国に贈られてモスクワの米大使館に掛けられてあった米国の紋章(白頭鷲をあしらったもの)の中に、埋め込まれてあった。それを発見した米国は激怒して、国連にその紋章を持ち込んで抗議したが、今日ではこのような盗聴手段が行われているかどうかを探知できる装置が開発されている。

 このモスクワの米大使館はソ連の盗聴作戦の一大標的とされたが、1960年代初めには、大使館の反対側のビルから電波が大使館に向けて照射され始めた。電波照射は1979年まで続いて米国の抗議により停止されたが、その目的についてはいまだに明かになっていない。

-『殺さない兵器』(江畑謙介)

 この資料の最後に「その目的がいまだに明らかになってない」とされているが、ベアデンによって、まさにこれがソ連のスカラー電磁兵器の対生物戦へのプロローグとみなされている。次にベアデンのこの事件にたいする見解をみてみよう。



4.モスクワの米大使館職員をターゲットに

 50年代の初期には、ソ連はモスクワのアメリカ合衆国大使館に、合衆国大使を目標に定めて、弱いマイクロ波照射を始めた。これは、アメリカ合衆国の注目を最高のレベルで浴びること保証付きの事件であった。目的は、新たな技術でアメリカを刺激し、大使館側でどのような反応をするかを見るためのものであった。

 つまり、大使館での私たちの技術的な反応を見ることによって、私たちがWhittaker(注)ポテンシャルや、包含された電磁基礎構造やKaznacheyev電磁誘導性疾病などについて知っているかどうかを「大使館への刺激」を通しソ連は知ることができたのである。私たちのスカラーに対する対応が完全に欠落していたため、私たちは自分たちが通常の外部的電磁場のみについてしかまだ知らないということを、ソ連政府に明確に示したのである。私たちは、その決定論的内部構造が細胞生物学的情報を構成している包含電磁Whittakerポテンシャル波について全く知らなかった。この隠された場の情報内容とは、三人の大使を含む大使館職員全員に特殊な疾病を発生させるためのものであった。

(注)Whittaker波、Aharonov-Bohm効果、および隠された変数-Whittakerの1903年論文は現代量子力学の(Bohmの)隠された変数理論(HVT)に先立っている。 1904年のWhittaker論文(これは遠距離においてすら・スカラー電磁気ポテンシャルの干渉が電磁気力を作り出すことを示したもの)もまた、Aharonov-Bohmの生産的な1959年の論文に先立っている。これは、電磁場力んの全く存在しない中で、Whittakerのスカラー干渉計効果に関する彼らの予言といったものや、力場についてよりも、むしろ電磁気ポテンシャルについてを第一としたものであった。

  「Grabitobiology(1991)」(トーマス・E・ベアデン)

 ではなぜ当時の米国がソ連の意図に鈍感であったのか、の根拠について、ベアデンは次のように述べている。



5.ソ連の電磁生物戦に対する技術的横拠
  
 国務省、DoD、CIA、DIA、FCC、および、他のアメリカ衆国政府機関の科学者達は、彼らがスカラー電磁気学を理解するまでは、ウッドペッカー(キツツキノイズ)のような電磁送信器の生物戦(BW)能力を完全に理解することはないであろう。また、それらのシグナルに含まれている特定の生物学的情報を計測するための新たな装置を開発することもないであろう。この著者によつて前に指摘されたように、一般的(古典である)電磁気学は、マクスウェルの真の四次元電磁気理論の相当の部分が切り取られたバージョンとしてヘビサイドとギプスによって作られた。

 一般的電磁気(および、その具体性を与えられたエネルギー)は、私たちが言及している状態を現すことができない。また、特殊なスカラー電磁送信器は「生物の死亡と病気を癒す光線」を可能とするが、一般的電磁気はそのような結果を作り出すことはない。その代わりに、ヘビサイドとギプスによって切り捨てられた、マクスウェルの四次元電磁気理論に含まれるスカラーの部分を回復し用いなければならない。

 マクスウェルの元々の理論は、四次元のスカラー構成要素の中のベクトル電場、および、磁場を包含した関数に上って捕えられる電磁重力的特徴を有する、電磁気及び重力(G)を統合した学説だった。従って、マクスウェルの四次元理論は、例えば、スカラー波を(捕捉された)純粋なポテンシャル電磁気エネルギーとして規定している。そこでは、このポテンシャルエネルギーは、隠されてはいるが決定論的に組み立てられた内部双方向性電磁波パターンを含んでいる。ただし、決して外部の電場と磁場の合力は全部のベクトル加算に現れてはいない。四次元のスカラー構成要素のシンプルなテストによって、この事はたやすく発見できる。隠された決定論的電磁気基本構造としての特徴を持つこの純粋なスカラーポテンシャル(波)は、ヘビサイドとギプスによつて完全に切り捨てられた。それは、たとえそれが実験的に実証することができ、テストすることができるとしても、古典のベクトル電磁気理論には、現在まで省かれたままである。

 ポテンシャルが重力であることは知られているのであるら(ポテンシャルは捕えられたエネルギーから構成されていて、そして、重力エネルギーである)、スカラー電磁気は電磁気学及び重力の統合された学説なのである。それらの統合されたスカラー場は、隠された内部構造と共に、より多くの制限を持つ古典電磁気力場よりも、多くの能力と用途を持っている。

 この四十年間に、ソ連はこのスカラー電磁気・重力理論と技術を秘密裡に開発した。彼らは、エネルギー論と呼んでいるが、そしてソ連は、巨大なパワーと驚異的な能力を持った秘密の統一場理論(UFT)スーパーウエポンを開発し、配備するために、その理論を使用した。

「Grabitobiology(1991)」(トーマス・E・ベアデン)

 一般に知られているマックスウエルの電磁方程式では、電界と磁界が、空間を波動として伝搬可能であり、その波動を電磁波と定義している。この電磁波はその方程式で、距離の二乗に反比例して、減衰するとされ、周波数によるが、伝搬については空間中の障害物、気象条件などさまざまな制約をうけるとされている。この方程式から、二名の学者がスカラー・ポテンシャルの部分を削除したとベアデンは解説している。ソ連は早くから、そのあたりに注目し、開発を行なっていたが、米国はそれに遅れをとったわけである。



6.内部電磁汚染のいまだ気付かれぬ致死性性質

 このままでは、自然界のバランスをも壊しかねないプラズマ波とスカラー波の脅威は、必ず地球上の重力バランスをも壊し、この鎖河系に異変をもたらす可能性も否定しえません。その弊害が地球の太陽系惑星としての自然な運行の妨げになるかもしれないのです。今回は、前回に引き続き、ベアデンの「Grabitobiology」より、この示唆に関連した内容を紹介しよう。

 自然の"外面化されたエネルギー・バランス"に加えて、従来気付かれていなかった自然の"内部エネルギー・バランス"が存在する。この内部エネルギー・バランスは、どのように惑星が汚染されていくのかを考える時に非常に重要になる。この惑星の最も致死的な汚染とは、この惑星や全ての生命システムの生物学的ポテンシャルに存在する内部の"生命の川"が、徐々に、間断なく汚染されていることにある。

 つまり、私たちは、まさしく生命を維持している外部コミュニケーション及び内部コミュニケーションの"場"と言えるものを徐々に汚染しているのである。簡単に言えば、私たちは、生命圏内及び生命圏上の生命機構を徐々に殺しているのである。私たちは徐々に死に向かって病んでいるのであり、誰もそのことを知りもしない。

 私たちの科学が内部電磁エネルギーやその環境との関係、自然や私たちの生命圏に於ける総合的内部エネルギー・バランスについて十分な知識を発展させない限り、環境問題や生熊学的問題について十分に討議し、完全に克服することはできない。

 電気スモッグ(現在私たちの環境を満たしている巨大か増大し続ける多量のシグナルによる)の重要性は強調して強調し過ぎることがない。その未来に村する衝撃も同様である。このスモッグは、地球上に人工的量子ポテンシャルを徐々に作り出している。それは、致死的な"ジャミング・ノイズ"構造を有し、私たちの遺産である自然の量子ポテンシャルや生命量子ポテンシャルを徐々に汚染している。この汚染は、太陽、地球、月の連結した三重構造の内部汚染をも含んでいる。私たちは、太陽系全域の生命機構を、徐々に毒しているのである。地球のポテンシャルをチャージ・アップするに従って、隠されたコミュニケーション可能な双方向性電磁Whitaker構造を通して、そのチャージは太陽や月へと拡散していく。私たちは徐々に私たち自身を消滅しているだけでなく、この三重構造をも消滅させているのである。

 生物学的システムの中での、生命エネルギー流動に対するジヤミングの増加による影響は変則的なもの、しばしば、私たちには随時ジャミングとの関係は認識できない程ゆっくりとしたものによつて明示されるであろう。このスモッグによる長期的かつ有害な影響は、現在既に起こっている。

 例えば、私たちの免疫システムに村して、非常にゆっくりとした妨害を行ない、そしてそれは関節炎や免疫抑制に伴った感染症などを引き起こす。また、インフルエンザのような病気も徐々にきつくなっていくようである。

 この中で、人工的量子ポテンシャルなるものが登場する、これがスカラーエネルギーを指している。この説明では、われわれの社会が抱える電気文明の部分に警告を与えている。これは、意図的にスカラー波を発生しているわけではないが、この状況に意図的なもの-兵器としてのスカラー波が、加算されるわけである。しかしこれは、徐々に進行しており、タイトルにもあるように、いまだ気付かれぬ..となるわけだ。

 オゾン層破壊の問題のときもそうであったが、かなり前にある学者が警告していたにもかかわらず、破壊の原因となるフロンガスの撤廃が実行に移されたのは、最近である。現在、オゾン層には一部穴があいており、温室効果の危険性が叫ばれつつある。このように人類は失敗して、初めて学んでゆく。この姿勢は歴史の中で、改善されておらずスカラー汚染の問題にしても、今後の対応が取り返しのつかないことになるであろうことは、火を見るより明らかである。



7.問題は私達の頑固なものの考え方にある

 この電磁兵器最先端シリーズも、はや七回目を迎えることなった。ふりかえれば、プラズマ兵器の紹介から始まり、その狭義な意味においてのスカラー兵器との関連、そして、その理論提唱者の著作紹介へと至ってきた。

 スカラー理論提唱者ベアデンによれば、現代物理学とスカラー理論の間に、大きな溝を生じさせているのが、マックスウエルの電磁方程式の解釈ミスなのである。今回はその根本問題について、触れたいと思う。

 電気物理学、電気エンジニアリングの分野において、西側では、数十万もの博士課程修了者がいるにも拘わらず誰一人として、彼らが"マックスウエルの方程式"として教わったものがマックスウエルの方程式では全くないということを知らないということは、全く信じられないことである。ジェームズ・クラーク・マックスウエルによる本、論文にヘビサイドとギプスは一度として登場したことがない。それをほとんど誰もチェックしたことがない。誰もマックスウエルの四次元理論に戻ってヘビサイドとギプスが正しいベクトルの解釈をしていたかどうかを見ようともしない。

 Henry Monteith博士と数人の著名な科学者を除いて、マックスウエルの四次元理論の原文は既に、皆の捜し求めているはずの、重力と電磁気カのマジックのような統一理論となっていることに西側の誰も気が付かないようである。それは既に工作可能なフォーマットになっている。それは実験用の台の上で工作可能であり、、うまく働く。

(「Grabitobiology」トーマス・E・ペアアン)

 このなかで、「重力と電磁気力のマジックのような統一理論」とあるが、まさにこれが未だ現代物理学の越えられないハードルとなっている。ところが、最近大変興味深いものがあった。それは、このハードルが越えられつつあるというようにも感じられる画期的内容だった。

「世界を変えるフリー・エネルギー」(「ムー」学研 1995年9月号)より抜粋

 オリアリーは、この0点エネルギーを電磁気的エネルギーの一種であると考えている。「宇宙にあるエネルギーはすべて一種の電磁気的エネルギーだということができます。たとえば、これまでの物理学では、電磁力と重力は別のものだと考えられてきました。けれど最近では、重力もまた電磁力のひとつの働きにほかならないという論理が、正統的な物理学界の中でも認められるようになってきています。94年にハロルド・プトフ博士が権威ある学会誌「フィジカル・レビュー』に載せた論文の中にその内容があります。

 つまり、ハチソン効果の反重力現象は、0点エネルギーいう強力な電磁力を使って引き起こされたという論理が成り立つのです。」

 日立製作所が、ワインバーグ博士とサラム博士の理論(「弱い力」と「電磁気力」を統一したもの)の前提となる「電子は磁場とは無関係に動かしている」との理論を検証したことに関して、物理学はこれからこの「弱い力」と「電磁気力」の統一に加えて、「強い力(核力)」と「重力」を加えて総ての力を統一した理論を作ろうとしている所です。うまく行けば重力の制御が可能になると期待しているという内容でした。

 一言わせて頂くなら、そしてここにある文をそのまま素直に解釈するならば、その全種の力の統一理論はすでに、宇宙にはいわゆる電磁気力の強弱しか存在しないというものです。

 学者が名附けた雑多な名件の電磁波があっても、星の発や核融合から産み出されるプラズマの粒子は宇宙の何処から飛んできても同種のもの、星から四方八方に放射する電磁エネルギーが、星の自転・公転によつて重力(引力)となり、磁力線であるがゆえに地表の諸々の物体を引き留め、且つ他の星や惑星・衛星をも牽引する力となっているし、又、一つの恒星系内の重力の集合エネルギーが他の恒星系に影響を及ぼし、牽引力となって働いている。

 又、量子力学理論による法則はこニュートン力学ではないとするのは誤りで、実は原子、分子内の安定は陽子・中性子の核が核力即ち電磁気力の引力によつて原子内の電子を引き留め、地表の大気圏内を物体が自由に運動するように核力と核内部の陽子同士の斥力とのバランスの取れた領域を自由に電子が動くーというもので、ニュートン力学の法則を外れる物では決してないのです。何故ならばミクロもマクロも同一の法則の下になければ、自在に形や強度を変化させれば、必ず何処かにバランス界はあっても)形の変化がスムーズに行われず、すぐ小爆発、破壊が生ずるはずです。恒星、恒星系に関しても然り、統一された力もしくはエネルギーの法則の下にあるから、容易に物体の崩壊が起こらないのです。原子の中の電子も分子内部の電子もすべて回転運動をしている、大気圏内の粒子も回転運動をしているから、安定しているのであり、且つ検知出来ないほどの微少磁場として互いの微量な回転する電気エネルギーが引き合ったり、反発したり、実は周囲の流動的に混み合うより大きな電磁場に引きつけられて、大気圏内を自由運動しているかの如くに見えるに過ぎない(原子・分子内も同じ)というものです(電気的に中性であるものは、大気の流れの中のほこりのように、風の中の木の葉のように、周囲のエネルギーの流れに動かされている)。従って「電子を動かすのに、磁場が無関係ではあり得ない」という他の学者の理論を正当とするものなのです。



8.まとめ
  
 このシリーズは、当初わかりやすく、電磁兵器の最新情を提供することを目的に、スタートしたが、私に情報を提供してくださる方々のおかげもあって、スカラー波の核心的部分にもふれることができた。同時に、多くの方から質問をいただき、その中にはもっと基本的なことを知りたいというご要望もあったので、スカラー波の基本性質について、電磁波との比較を通して、ふれたいと思う。

 読者の皆様は、スカラー波は縦彼という記述を、よく関連書籍で目にされていると思う。電磁波は横波である。なぜスカラー波が、縦波なのかという問題にはいる前に、そもそも電磁波とは何なのか、縦波と横波の違いは何なのか、今回はそれを簡単に説明したいと思う。

 まず電磁波の定義を辞書でみてみよう。

でんじは【電磁波】

電磁場の周期的な変化が真空中や物質中を伝わる横波。マスウェルの電磁理論により、光やX線が電磁波にほかならないことが示された(広辞苑)。すなわち電磁波は振動する(周期的変化)電場と磁場によるもので、その周期的な変化は、次のようになる。

周波数ν(ニユー) 周波数(振動数)を表す。一秒間におこる振動の回数、単位Hz(ヘルツ)波長

λ(ラムダ) 波長を表す(ローマ字の1に相当、length)真空中で一回の振動によって電磁波の進む距離。

光速度C 真空中での光(電磁波)の速度を表す。

先の波長と周波数の関係式は、この記号のもとで次のようになる。

c=νλ

電磁波の伝わる速度Cは真空中で3.0×10の八乗 m/s (30万Km/s)である。例えば、周波数30MHzの電波(電磁波のなかで送受信可能なものを電波という)の場合先の法則に従えば、

λ=c/ν
c =3.0×10の八乗
ν=30M(3.0×10の七乗)

よって、λ=10m

この電磁波は、横波であるが、この横波とは、媒質の振動方向と波の進行方向が垂直な進行波であり、電磁波の場合、電場と磁場が進行方向と直行している状態を意味する。



 では、スカラー波の基本性質といわれる縦波はといえば、波の撮動方向と進行方向が一致している。わかりやすくいえば、縦波とは、音波などのことである。音波では、空気が伝わる方向に振動している(粗と密の部分が発生している)。スカラー波を、テスラは電気音波と呼んだといわれる。物理を専攻されていない方には、この縦波、横波のイメージが、まだ充分ではないと思うが、この電磁波における横波、縦汲の問題は、専門に電磁気学を勉強していないと正確にはわからない。電界Eと電束密度D、磁界Hと磁束密度Bから構成される、現在知られているマックスウェルの基磋方程式からは、縦波の解は導き出せない。ベアデンの言うところの二名の科学者に削除されたポテンシャルの部分にその秘密が隠されているようである。

          参考文献 理化学辞典(岩波書店)

 
 最近、読者から、本シリーズの感想が寄せられていることを知らされたが、それによると理科系の方々の興味は、「マックスウェルの電磁方程式から削除されたスカラー波部分」に集中しているようである。やはりここにきたかという感じだが、実は、今まで紹介したベアデンの「Gravitobiology」の和訳は、どこからも出版されておらず、おそらく日本の研究者でもその内容を取り上げている人はいない。それゆえ、理科系の識者は、新鮮かつ衝撃的なものを感じとったのだと思う。ただ「Gravitobiology」の中に、マックスウェルの元の方程式から、何がどの様に削除されたかは、詳細に記載されていないため、マックスウエルの元の方程式と、現在物理学で提示されているところのマックスウエルの方程式を比較検討してはどうかという提案があり、現在学術資料を検討中である。

 今回は前回に続いて、スカラー波の性質について紹介してゆこう。スカラー波の性質である縦波は、進行方向と振動方向が一致している波で、液体や気体といった流体内を伝わる、これが音波に代表されることは前回述べた。これは伸び縮みの波、すなわち荒い波とそうでない部分をもつ粗密波ともいう。これに対し電磁波の持つ横波の性質とは、進行方向と振動方向が垂直であり、これは、固体内を伝わる波にも見られる。固体内の波は、縦波と横波の両方が生じているが、これは、固体内には、流体と違い弾性があるため、隣接し合った部分で引き合う力と、横にずれあう力が発生する。このずれ弾性が横波を発生させている。電磁波でいえば、その進行方向に対して、電場と磁場が垂直に振動している状態をさすのである(注)。

 スカラー波の縦波性質の学説の起源はやはり、ニコラ・テスラ(1856~1943)にあり、「真空中で、横波である電磁波は伝わらない。電気的音波(縦汲のスカラー波)こそが真空を伝わる」と主張していた。これは、スカラー波が真空中の場のゆがみであることを示唆しており、真空に粗と密の部分が発生しているのである。音は空気のゆがみであり、スカラー波も音も縦波なのである。なぜスカラー波が縦波なのかという根本問題については、ベアデンの指摘するところの「マックスウエルの電磁方程式から削除されたスカラー部分」の調査を待っていただきたい(物理専攻の方は、現在知られているマックスウエルの電磁方程式からは縦波成分が、導き出せないことはご存知だと思う)。

 スカラー波のイメージがまだ掴みにくい方のためにわかりやすく申し上げるなら、「スカラー波とは、私達が物質と呼んでいる世界の根源的な力場のようなもので、現在の知られている地球の科学では、まだ完全に理解されていない。存在しているものすべてが電磁波の強弱であるならば、スカラー波はそれと表裏一体で存在する。スカラー波は重力波ともいわれ、そのことは、電磁力と重力の統一を示唆している。

 このスカラー波が人工的に発生させられ、例えば兵器として応用された場合、その出力いかんで効果も変化するが、生態系に与える影響は絶大であり、細胞の不活性化や遺伝子への影響も憂慮される。」

 実際のところベアデンの著書には、頻繁に数式が登場し、スカラー波理論を完全に理解することは、大変難しい。それで、比較的イメージの掴みやすいスカラー波の縦波的性質を簡単に紹介した。 このシリーズを読みスカラー波についてもっと知ろうという気になっていただけたのなら幸いである。

 このスカラー波の完全解明が、まだまだ今後の科学の発展に拠るところが大きいということ、重要な示唆が織り込まれていることを見落としてはならない。

(注)光の波動説に理論的基碇を与えたとされるFresnel(1788-1857)が1821年、光の媒質としてのエーテル(当時空間を満たす蝶体としてのエーテルが仮定されていた)が弾性体であるとし、光はそれを伝わる横波であると唱え、なおエーテルの圧縮に対する弾性がきわめて大きいために縦波は瞬時に伝わり平衡が成立するとしたが、それは後の電磁波理論で否定された。



9.マインド・コントロールについての研究者との会話(1991年12月)
 
 私が調査した範囲で、スカラー波の身体効果、心理効果に触れている書物は大きく分けて二つの流れがあり、一つはベアデン、もう一つはマトリックスである。後者のマトリックスは、三年ほど前、米国で発刊されたものである。当時、日本スカラー波研究者の間で話題となっていたが、残念ながら邦訳が出版されるまでには至らなかった。このマトリックス は、いろいろなトピックスが盛り込まれており、フィラデルフィア実験、モントークの椅子などさまざまである。この中から、今回は、マインド・コントロールについて見てゆこう。

・はじめに

他のインタビュー同様今回のインタビユーも、ご解答下る研究者の方々のアイデンティティーを保護する為、公開質問形式でなされています。


Q:さて次は、精神活動に影響を与えるものについて、また、その中で読者の皆さんに特に知って頂きたい点についてお話して頂けませんか。

A:私達は初期のフェニックス・プロジェクトについてお話をしてきました。彼等は1969年頃フェニックス・プロジェクトに関する最終レポートを書き上げました。その中で彼等はこう述べています。「電磁気が人間に与える影響を学んだ今、私達は、電磁気を使用して人々の思考様式に影響を与えることが可能であると信ずるものである」。

 下院の人達がこのレポートを読んだ時には、肝を潰し、「こんなことはしてほしくない!」等と発言していました。つまり、下院の人達は、誰かがこのテクノロジーを使って彼等をコントロールするのではないかと恐れているわけです。下院の人達は「こんなことはするな」と言っているわけですが、しかし、これを継続して欲しいと考えている人達は軍事関係筋に赴き「敵が武器を置き降伏するような、ちいさな楽しい兵器がつくれるようですねぇ。」等と言っているのです。軍がこの兵器を望まないなんて、いったい何人の人が思います?

 そして、軍はモタックにある古びた基地をこの兵器開発に当て、フェニックス・プロジェクト、モントーク・プロジェクトを開始しました。このプロジェクトは三段階に分かれていて、その第一段階は「マイクロ・ウェーブ・オープン」ステップとでも呼びたくなるようなもので、マルチ・ギガワット発信機の出力がその前に立つ人間にどのような影響を与えるのかを見ようというものでした。実験台になる人を座らせ、そこに焦点を当て、スイッチを入れる。勿論、その人は調理されてしまいます。何人の人がこのようにして殺されたか分かりませんが、多くの人が殺されたということは確かです。最終的には、「おい、俺たちが欲しいのは"燃焼(殺人)光線"じやなく、非ヘルツ光線だよ。」と誰かが気付さました。彼等はアンテナを回し、リフレクターを通してゲイン・ホーンを標的となる人物に向けます。それで、彼等にも何かができるようになりました。発信機を変調し、精神状態を変えるようなELF(注1)を使うことによって、離れた所から人の精神状態をコントロールすることが可能になりました。

 これは大成功でした。合衆国政府から誰かが派遣され、人の精神(マインド)から直接その人の思考を引き出すことのできるセンサーを提供しようと申し出てきました。そして、彼等はセンサー装置を持ってきて椅子に取りつけました。これが有名なモントーク椅子です。次に彼等のしたことは、センサーの出力をコンピューターに繋ぎ、そのコンピューターでセンサーの出力をデジタル・コードに翻訳することでした。このデジタル・コードは思考パターンを表すことになります。これらの装置は、思考パターンを保存するコンピューターへと接続され、また、アンテナから発せられる変調パルスを発生するコンピューターへと接続されました。つまり、彼等はマインド増幅器を作ったわけです。(MatriX)

 これは、1983年まで行われていた合衆国政府が極秘に行っていたとされる、モントーク・プロジェクトについての内容である。傍点部に示されているように、非ヘルツ波が登場する。これは、原文ではnon-HertzWaveとして表記されており、まさにヘルツがない波すなわちスカラー波を示している。この方面の開発では、旧ソ連に遅れをとっていた米国も70~80年代には、やっと本格的研究を行っていたということたろうか。


・次に、こういったマインド・コントロール装置の作用にいかに気付くかについての示唆があったのでそれも紹介しよう。

Q:ある個人が、このような装置によってコントロールされているかどうかを知るにはどうしたらよろしいんでしょろうか?

A:何かが"異常である"といったような、感情的・肉体的に示唆するものがあるかも知れません。典型的な例としては、私達は皆"何か変だ"と感じる時があることを知っています。何か異常なことが起こっているかどうかを見極めるためには、通常どのような行為をしているのかということを知っていないといけません。あなたの精神に侵入しようという試みがなされているかどうかを認識するためには、高い知覚力が必要となります。現時点では、それがどのように働くのかを知ることがおそらく最高の防御でしょう。それを理解するということは、いわば、あなたの精神にある"穴"に"栓をする"ということです。マインド・コントロールをブロックするテクノロジー機器は、人間を取り巻く波動秩序を超越したものでなければならないでしょう。つまり、マインド・コントロールの効果を搬送するために使われる四次元空間における直交回転を超越するためには、統一場タイプの装置を使用しなければならないでしょう。もしあなたがこれらのより高い秩序の中で活動することができるのであれば、このようなテクノロジー機器を使うことなく、あなたの周りで起こっていることをあなた自身が意識的にコントロールすることができます。また別の面では、もしあなたが意識的に"時間の外で"活動することができれば、この時間依存性を持つ四次元空間的な変調パルスがあなたに与える影響はほとんど、あるいは全くないでしょう。マインド・コントロールを行っている人達は、あなたにそのことを気付いて欲しくないのです。ですから、彼等は"丸鋸"シグナル(注2)を送信するわけです。つまり、それを認識するということが必ずマインド・コントロールに対抗する大きなステップとなるのです。(Matrix)

 これをみると、マインド・コントロールの技術的防御を示唆している箇所もある。 私達が理解できる範囲で、簡単にいえば、マインド・コントロールに晒されれば、いつの間にか自分の考えではない送信者が意図した考えが、頭の中に浮かんでくるようになり、「これが自分の考えではない」と、気がつくことこそが、防御になるということだろう。

・次は、引き続きマトリックスから、マインド・コントロールが具体的にどう行われているか、その通信技術について紹介しようと思う。チェック・ポイントは、身体の共振周波数である。

(注1)超極低周波。数ヘルツの電磁波で、波長が長い。物質に対する透過性が高い。
(注2)旧ソ連の米国大使館に照射されていたとされるウッドペッカーノイズ(キツツキノイズ)と同様のもの。



10.マインドコントロールの通信技術

 今回は、マトリックス?からマインドコントロールの通信技術の紹介と、英国の新開からの興味深い記事を、皆様にお届けしようと思います。

 有効なマインドコントロールを開発するまで、かなりの試行錯誤があり、最初は、媒体として、ELF(超極低周波)から始まり、人間の心身活動に影響を持つ最も有効な周波数を、利用するに至ったということです。これは、まさに旧ソ連のキツツキノイズと同様なもので、合衆国は、ソ連にかなり遅れて、開発にいたっております。開発時期から考えて、ソ連からの技術供与がゲリラ側になされた可能性があると思います。

 このマインドコントロールについての記述で興味深いのは、これらにあわせ、特定の人物をモニターする場合の方法です。マトリックス?から引用しましょう。

「…このシグナルには三つのモードがあると考えられています。第一のモードは、探査モードです。不特定多数に送信されたシグナルを感覚性の高い人達がそのシグナルをキャッチし、何かを送り返します。このようにして、そのターゲットとなる人達を特定し、その人がどこにいるのか知るわけです。第二モードは、精神の活動を中断する機能をもつシグナルを送ります。……第三のモードは個人をターゲットにしたとき使われるものです。まず、目標である個人が身に付けている衣服の合成素材に共振を起こし、そこに焦点をロックします。そして、それを使ってその人物をターゲットとするわけです。」

 おそらく、探査モードの段階でも、その到達能力から考えて、非ヘルツ波(スカラー波)はシグナルになんらかの形で変調されのせられているか、シグナルそのものが透過性の高いスカラー波の性質をもっているのかも知れません。残念なことにマトリックスでは、こうした対生物兵器の技術に関して、電磁波とスカラー波の境界が、明記されておりません。いずれにしても、スカラー波に関する技術の核心部分が、私たちの目にふれるのはまだまだ先のことだといえるでしょう。


(2)に続く