皆さんは
『あなたの価値や魅力はなんですか？』
と質問されたら、
自信持って『これ！』と、
答えることができますか？
日本人は奥ゆかしさもありますが
世界的にみて『自己肯定感』が低く
スラスラと答えられる人って
少ないのかもしれません。
仮に答えられたとしても
なんだか自慢しているみたいだし
嫉妬されるのが怖かったりで、
「言えない」
なんてこともあるかもしれませんね。
また、過去に否定されたり
何しても認められなかった
などの経験があると
自分に自信がなくなってしまい
自分の本当の魅力が
わからなくなってしまいがち。
美容とココロのお仕事をしていると、
『どうやって自分の魅力を
見つけたらいいでしょうか？』
という質問を
受けることが多いです。
髪型やファッション、
見た目を変えて自信をつける、
というオーソドックスな
やり方もありますが
わたしがオススメしているのは
『人の価値魅力について
見つけていく練習をしましょう！』
と、提案しています。
これね、
想像以上に、自分自身にも好影響があり
簡単、かつ、
ココロのクリアリングにも役立つのです。
やり方は、職場や友人、身近にいる方から
対象者を数人決めて
（はじめは5人くらいから）
その人の「よい点」を探しまくるとうもの。
そしてそれを、
言葉にして書き出していきます。
例えば、
優しくて、いつも笑顔！とか
気遣いや心配りが素晴らしい！とか
なれてきたら、
一見パッと見ではわからない
深い部分を探してあげるのも、
よいですね。
もし、あなたが今、
「優しい気持ちになんかなれない」
「よいところなんて、みつけられない」
と感じるときこそ、
このワークをしてみて欲しいのです。
というのも、
このようなときは、
自分に対しても優しくなれず
自分のよさを認められずにいるとき。
心理学では『投影の法則』
というものがあります。
相手や今みえている世界は、
自分の心を写しだすものという考えです。
ですから、
相手のよさを探して認めるということは
自分のよさを認める
ということと等しいこと。
探しているうちに、
「今まで、あの人の嫌な部分ばかりを
フォーカスしていたけれど、
実は、意外とよいところがあるもんだ」と、
今まで見えなかったその人の長所が
見えてくることもあるものです。
人の悪いところを探すのではなく、
よいところを見つける習慣をつける。
そして、それを言葉で伝えていく。
これは、自分自身の内側にも
ポジティブに働きかける行為です。
そうやって人の『よいところ』を
見つけていく癖をつけていくと
あなたが日頃、口にしている言葉にも
変化がでてきます。
愛情や感謝、ねぎらいの言葉となって
自然と相手に伝えられるようになったり
ポジティブな言葉を使うことが多くなって
ココロにもよい変化を感じるようになります。
つまり、相手のよさをみつけるということは
あなたのためにもなるのです。
そして、
言葉にはエネルギーがありますね。
ですから、
人にポジティブな言葉を発していると
よいエネルギーの循環が産まれはじめます。
逆にネガティブな言葉を使えば、
相手を傷つけるだけでなく、
自分のエネルギーも下げることになります。
自分の言葉や行いは、
ブーメランのように
自分のところへ戻ってきます。
（※ブーメランの法則）
それに、自分に対して
ポジティブな感情を向けてくれる人を
嫌う人はいないですよね。
相手も、あなたに対して
好意と誠意をもった感情で返してあげたいと
思うようになってくるのです。
お互いの関係性の周波数が
変化していくのですね。
すると、今まで自分では気づけなかった
自分の価値や魅力も、
人から言ってもらえることが増えてきます。
もしかしたら、人から言われることで
初めて気づく、
自分の長所も、あるかもしれません。
ここで、最も大切なことは
あなたのよいところを
人から聞くことができたら
素直に受け取ってください。
ということ。
「いやいや、そんなことないよ」
「わたしなんか・・・」
と、否定してしまいますと
伝えた相手は、どう思うでしょう？
がっかりしちゃいますよね。
多くの場合、
受け取りベタさんは、
与え上手さんなんです。
与え上手の皆さんは、
与えるばかりで、受け取りが苦手です。
でも、
自分へ向けられたポジティブな言葉を
そのまま受け取るということも
相手への『優しさ』と感じてみてください。
双方に良い波動の流れが起き
人間関係が円滑になる。
そして、自分の価値や魅力も
受け取ることができる。
人の価値や魅力を探すって
良いことづくめじゃないですか？
ぜひ、試してみてくださいね。
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